*妄想話です

 

あらしさんの永いご活躍を祈って 2017年あたりから何度かあげてきた「15日問題」、

5人不足がいよいよ極まった今年も 寄多話をあげてみました

 

 

 

 

 

『今年はコロナもまだ心配だし、じゅんくん大河だし、みんなもそれぞれに忙しいから、ハワイ集合はさすがに難しいよねぇ、』とうちのソファーでごろごろ寝っ転がったまぁくんが 俺の腹に頭をのせて言ったのは、

 

捕虜生活から帰還した当初には『にのちゃん… 薄くなっちゃって… 』と絶句されてたお腹が、無事 従来のやわらかさを取り戻した春の頃だった。

 

 

まったく。寂しそうな顔しちゃって。

 

 

とはいえ、かくいう俺自身がほんとは寂しかったりするので、

『ほら、こんな時のために「会いたいときは5人で逢いたいといっていい権」を獲得しておいたんだろ、まずは連絡してみろよ、』とけしかける。

 

会いたいな、って思ってても、みんな相手の都合優先で 気を遣ってお見合いしちゃう人たちばっかだからさ、嵐って。

俺を筆頭にね(笑)

 

 

 

『そうだった! ダメ元で連絡してみる!』

やっぱにのちゃん、天才だな、会いたいって言っていいって 言質とっておいたの大正解! …なんて言いながら ぽち ぽちとグループラインを打つ真剣な横顔を見ていた。

 

相変わらず素直な子だねぇ。それがあいばさんのいいところ。

 

 

 

そして

『今年はハワイで集合は難しそうですが、9月の日本時間15日 または16日、会いませぬか?』の問いかけに、

あっという間に4つのOKスタンプが集まった。

 

 

 

クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー

 

 

 

コロナも一向に終息しない中、『…みんなでハワイ、なんて無理だよねぇ?』おずおずとチーフマネに探りを入れたあいばさんは、

 

『はぁ?ハワイだぁ?』 なにを寝ぼけたことを、そんな時間 一体誰にありますか、だいたい相葉さんこそ 映画公開前の時期でしょ、帰ってこられなくなったらどうするんですか! 舞台挨拶に穴あける可能性、少し考えたらわかるでしょう! …くどくどくど…

 

www … 一蹴されたそうだ。

 

 

俺には力なく『だよねぇ、やっぱりねぇ…』

それにしてもみんな相変わらず忙しいよね、俺たち休止中じゃなかったっけ、まぁ今はものすごい円安だしな…

なんてぼそぼそ言ってたけど。

 

 

 

 

そして9月。

 

『まぁまぁ 5人で集まることが大事だもんね、ちょっとイベント感には欠けるけどさ、』と少々がっかり気味の相葉氏に助け舟を出したのは大野さんだった。

 

『俺の島で集まるか。近くまできたら船で迎えに行く』

 

 

おお。まさに助け舟!

…てか、俺の島?!

 

 

『んふふ… いいだろ、島。

買ったばっかだからまだ何にもないけど』

一晩くらいならキャンプで十分だろ、だってさ。

 

やるねぇ、リーダー。

 

 

 

 

誰が何を持ってくか とか相談する時間、俺らみんな ものすごくわくわくした。

 

『魚はおじさんが釣ってくれるんでしょ』

『肉はじゅんくんの牧草の牛ね』

『翔さんはラム漬けてきてよ』

『相葉くん、例の穴子 お願い』

『…あれ、にのちゃん 担当振り分けられてなくない?』

『…こういうとこ鋭いな。わかったわかった、じゃあ俺飲み物ね』

『あとさ、キャンプならやきそばマストだよね!』 ……

 

 

そしていよいよ それぞれにたくさんの荷物を持ち寄って、とある港で大野さんの船を4人で待ってる間はもっとわくわくした。

 

(ワクワク感でごまかして 忘れようとしてたけど、船がかっこよく横づけされてエンジンのにおいをかいだ時、あー 船だー…と俺はひとり青ざめたけどね)

(足がすくんだ俺の背中を、相葉さんは『ほらにのちゃん、行くよぉー』とほんと楽しそうにばんばんたたきながら引っ張っていった。翔ちゃんや潤くんは『にの大丈夫?』『薬あるよ』なんて心配してくれたけど! 島が思ったより近かったのが不幸中の幸い)

 

 

 

 

小さな島にはほんとに何もなくて、船をつける場所から 景色のよい場所までが少し切り拓かれただけの海に浮かぶ森 みたいなところだったが、

大野さんが嬉しそうに起こした焚火を囲んで 5人で過ごす時間は、

懐かしい安心感に満ちて、夢か魔法みたいにきらきらしていた。

 

 

 

火を育てている大野さんに、潤くんが日焼け止めを塗ろうとしている。

『もう日が沈むからいいよぅ』『斜めの角度からの日差しは紫外線が強いんだから』

嫌がってる方も もちろん追っかけてる潤くんも楽しそうだ。

 

翔ちゃんと相葉さんは、何やら親密そうに頭を寄せて くすくす喋ってる。

23年前、こんな二人を誰が想像しただろう。

相葉さんが『梨汁ぶしゃーで超うまいから!』と剥いた梨をあーーん、と言わんばかりに 翔ちゃんの口元に近づけると『相葉くん、それ大きすぎ!』翔ちゃんは眉を下げて爆笑している。

 

そんな光景を見ている俺も、昼から飲んでる酒も手伝って なんだか泣けそうに幸せだった。

船に乗って wi-fiのとんでない島にやってきて、こんなに幸せ感じるんだから 相当なことだよ、これは。

 

 

 

「なんかさ、去年とかはちょっとライブ映像とか見るの きつかったんだけど。

今年はいよいよ見始めたんだよね、This is とかさ」

 

「わかる。俺らきらきらでびっくりするよね」

 

「5X20 見た? 前のやつも映画のほうも、ファンの歓声がすごくて ペンライトがきれいで泣けちゃうよね」

 

「俺らに向けて 一生懸命振ってくれてると思うとね」

 

 

 

… 一瞬の沈黙。

 

俺たちの笑い声も、焚火やランタンの灯りも、あたりの森が 海が あっという間に飲みこんでいくようで、圧倒的な静寂と闇にしんみりしかけた時、

 

 

 

「ねぇ今 妖精が…、妖精が通ったね!」

「え、妖精? こういう時『天使が通った』って言わね?」

「地域的なものなのかな、千葉辺りは妖精、とか」

「あーっ、今 千葉バカにしたでしょ!」

「俺んちは『地蔵が通った』って言うなぁ」

 

 

 

ふふふ… やっぱいいよね、5人でいるの。

ほかにいないんだもん、こんな人たち。こんな関係。

 

いよいよ あれ、俺が言い出すしかないかな。

みんなお見合いしちゃう人たちだからね。

 

 

 

「ねー。そろそろ考え始めない?

どうやって再始動するか。」

 

 

お休みするのだってあんなにたくさん話して、たくさん時間が必要だったんだから。

 

みんなに無理ない働き方とか、

ファンのみんなにたくさん喜んでもらうには、とか

広く世のみなさんをびっくりさせるには、とか考えるためには

もう話し合わないと 俺たちみんな ほんとにただのおっさん、おっさんくさーい おっさんになっちゃうよ。

 

 

 

 

 

島の静寂と闇は深いけれど、

見上げたら そこには降ってきそうなほどの星が見えた。

 

みんなの笑顔がとても穏やかだったので、言ってみてよかった と思った。

俺はずっと考え続けてるよ、と潤くんが言った。

 

 

 

 

 

 

*休止中って周年の時計はまわっているのでしょうか泣

安定の ハワイ時間にすら遅刻、コロリンでございます。

 

早く5人に会いたいものです

会いたいものです ←大事なことなので2回(お約束)

 

台風きてますし、翔さんお大事に期間ですし(ほんと全力で休んでください!)

島でキャンプはほんとに妄想も妄想ですが

いやそろそろ再始動を考え始めて欲しいと切に切に願っております

 

 

*松本さんの配信、楽しかったですね

「もしかして相葉さんのサプライズ出演ないかしら…」と願っていたけど…

モデルズ不足!!