*ほんの妄想です

 

 

 

 

 

 

聞こえるのは、ぱたぱたとタープをたたく雨の音。

急に冷たくなってきた風に、出したばかりのダウンの前を合わせる。

 

 

 

「ダウン出して正解だったね」

「うん、そろそろ毛布も厚手の方 出すか」

 

 

 

ランタンのあたたかな灯が揺らぐ。

 

 

 

「あったかいコーヒーでも 淹れる?」

「いいね、 ……… 」

 

 

「…ね 今さ、『濃い目にいれて』って言おうか 迷ってやめたでしょー」

「(…んふふ)」

 

「ふふふ…船で淹れた時 薄かったもんねぇ」

 

 

 

大丈夫、今夜は落ち着いて淹れるよ。

 

せっかち封印。 心を込めて 丁寧に。 

くつくつ沸騰してるお湯で、ドリッパーの中に のの字を描く。

ふっくらふくらんだコーヒーから 芳ばしい香りがたつ。

 

 

灯が揺れると 香りもゆらりと揺らぐ。

 

こんな しずかな夜は。

美味しい牛乳と甘めのラムをたっぷり入れてあったまろう。

 

 

 

「お、これ まーちゃんの分。

 こないだ ランタンと一緒にぽちっておいた」

 

 

 

ほわり と微笑んで渡してくれたステンレスの保温マグには Mとクローバー。

 

描いてくれてたの?

この間 Sにおさかなマークのマグをいいな、って思って眺めてたこと、何も言わなかったけど気付いてたんだね。

さっきは 『また新しいランタン増えてない?』 なんて言ってごめんね。

 

 

 

手には湯気の立つマグ。

大きな毛布に一緒にくるまって、雨の音を聞く。

時折り いくつかのランタンが照らす きれいな横顔ををそっと見る。

 

 

 

寒い季節は 自然とくっつけていいよね。

 

ぽつりぽつりと何気ない話をして。

え?なんて言ったの? なんて唇が触れるほど 耳を寄せて。

あれー、ラム酒入れすぎちゃったかなぁ なんてバレバレのあざとさで寄りかかって ちゅーをねだって。

くすくすとふたり 肩を揺らして。

 

 

 

 

 

 

… くしっ

 

 

「ん… そろそろ入るか」

 

 

 

 

 

 

 

 

からから…

 

まぁちゃんちのベランダはやっぱ広くていいなぁ、べランピングにぴったり… なんて 大切そうにランタン抱えて、もう掃き出し窓から振り返ってる。

ちぇっ、撤収早いな。 おれのくしゃみでロマンチックキャンプの魔法が解けた。

 

 

 

「あとは火が焚けたらサイコーなんだけど。 さすがにここで焚火は無理だよなぁ…」

 

 

 

慣れた手つきで タープを下ろし、

火起こしはキャンプの醍醐味なんだけどねー… なんて言いながら 少しも手は止めず、器用にくるくると巻き上げてる。

 

 

 

 

 

ちょっとちょっと!

だったら そろそろおれをほんとのキャンプに連れてって。

 

約束してくれないなら… 今夜はザキくんの寝袋で寝てもらおうかな。

 

 

 

 

 

 

 

* 台風はもう静かになりましたでしょうか。

静かな夜が訪れますよう 願っております。コロリンです。

あいばさんのベランダでキャンプして欲しいわー、という願望のみで書きました

 

* いよいよ嵐フェス。

チケット かわいいですね。 ワク学の時みたいに送ってもらえないかしら。

今から心配なのは こういう時に限ってWiFiに不具合が出たりしないか、ということと

家で果たして視聴に専念できるのか、ということ。

思えばあと1ヶ月もない! どきどきするー!

 

*「おいしい牛乳」違いで、長らく別メーカーのものを気付かず飲んでいたのですが

少し前から 相葉さんのに乗り換えました!

ちょっとお高いのだけど、コクがあってほんとに美味しい!

 

ラム酒は好きなお酒のひとつです ←てか 嫌いはない

以前 よくランチをしたお店では 食後のコーヒーとともに出してくれました

たっぷり ←こらこら 入れて飲むと、午後からまたがんばれるーと思ったものです

 

*相葉さんの好きな「淡い色」が見たくて、ちくとくを待っていたらアップされてた 『アラフェスTシャツだよ~』

なにこれ かわいい やっぱ5人のわちゃサイコー!なのですが

何に驚いたか、って

よーく知ってたはずの あいばさんの足の尋常でない細長さに 改めて驚愕Σ(゜ロ゜;)!!