* 妄想話です

 

 

Holiday in the Park は休暇中の天然さんのお話です

いろんな意味で受け付けない方がいらっしゃるかと思いますのでお気をつけて。

ムンバイの後半です

もっと分けたほうがよかったか、と後悔するほど 余計なことをだらだら書きました

 

 

 

 

 

 

 

 

世界中どこへ行っても会いに来てくれていたあいばちゃんが、ここにはまだ一度も来ていない。

 

 

 

 

 

 

去年の秋、あいばちゃんには春クールのドラマが決まった。

 

 

『撮影が始まる前に一回、ムンバイにも行きたいなぁ』 と言っていたが、今度の役は 特殊な武術の使い手で だいぶ独特な殺陣(サツジン、じゃないよ)や所作があるから、なんとか自分のものにしないと、と 年末もずっと稽古に通い詰めていた。

 

 

『年末は忙しくないとなんか調子が狂って余計なこと考えちゃうし… 体動かすのは好きだしね!

…それにしてもおーちゃん、黒いねー それってもはや焦げレベルだよー』  ふふふ…、 なんてこちらの時間を見計らってか 時々汗だくのままの稽古場からテレビ電話をくれた。

 

俺の時間なら何時でも自由になるのだから、気を遣わなくていいのに。

少しやせたんじゃないか、と言いかけて飲み込んだ。

 

 

あいばちゃんは確実にひとり がんばっていた。 一緒にいた時と同じ、いやきっと それ以上に。

 

 

日に日に暑さが増して 近頃では夜も温度が下がらないけど、もう少しだけ ここで過ごそうと思う。 この風景の中に あいばちゃんがいるのを見たいから。

 

 

 

 

 

相変わらず 気の向くままに過ごしたが、自然と生活にリズムが出来てきて なんかすごく早起きするようになった。(その代わり、暑いし昼寝は必須)

 

 

カレーも、とうとう自分でスパイスの調合を始めた。 スパイスはびっくりするほどの種類が簡単に手に入るし、ものすごく奥が深いことがわかってきた。

ほぼ毎日 なにかしらカレー味を食べ続けたけど、意外と飽きないもんだ。

日本で毎日カレー、はどんなに味変してもさすがにきついだろうから、やっぱりその土地にあった食べものっていうのがあるんだろう。

 

 

釣りで出会ったおじさんから、伝統的な染色を習うようになってすっかりはまった。

中でも版画みたいな方法がおもしろくて、熱中して 屋内でこつこつ作業する時間が増えるにつれて、少しずつ日焼けも収まってきているようだ。

 

 

 

 

 

そして。

一年中暑いこの地で この時期をなんと呼ぶかは知らないが、日本には春があっけなくやってきて。

にのがあいばちゃんのドラマ第一話の録画を送ってくれた。

 

 

人間に悪さをする あやかしを、相棒の化け猫と一緒に説き伏せたり、言葉で通じないやつは妖剣で断ち切って成仏させたりするような話だった。 澄みきった心根と 凛とした強さが共存する主人公は あいばちゃんによく合ってる。

CGが凝っててきれいだよ、とゲスト出演する気まんまんの翔くんから聞いてはいたが、CG以前に あいばちゃんの動きのひとつひとつが妖しいほどにきれいだった。

 

前に電話で 、ちゅーはないの?ってふざけたふりして聞いた時には 『らぶ要素? ううん、全然ないみたい、おれ相変わらず らぶ要員じゃないんだよねー』 とケラケラ笑っていたけど。

踊るようにしなやか身のこなし、それだけでも十分いろっぽくて参る。

まさか 最終回には敵がみんな あいばちゃんの色香の前にやられるとか、そんなんじゃねーよな?

 

 

きれいな女優さんたちを差し置いて、どう考えてもあいばちゃんがよりかっこよく より美しく映るよう計算されているように見えた。 衣装も動作をより洗練して見せるように作られていて、何よりあいばちゃんにとてもよく似合っていた。

 

こんなにツボを押さえて よくわかってるスタッフがいるんだ?

一体誰だ? 俺も知ってるヤツだろうか?

あいばちゃんのいいところを一番わかるのは、俺らのはずなのに、と 軽い嫉妬に気色ばんだが。

 

 

 

エンディング、最初のクレジットに 「スーパーバイズ:松本 潤 (嵐)」の文字をみつけて腑に落ちた。

そっか、まつじゅん。

あいばちゃんのドラマに手を貸してたんだ。

しかも(嵐)って。

 

 

 

美しい写真集をぱらぱらとめくっていくような洒落たエンディング。

流れてくるのは バーターで出ている後輩グループの曲で。

 

『なんで?』

 

ぎゅっと締め付けられるように息苦しい。

なんで俺 あいばちゃんのドラマの主題歌、歌ってないんだろう。

こんなところでひとり、録画を見てるんだろう。

 

 

 

 

 

自分からとったはずの距離を、

おいて行かれるような寂しさを、

あいばちゃんのドラマを 嵐として一番近くで応援できない歯がゆさを、

ずっと見ないようにしていたそんな感情と、とうとう目が合ってしまった。

 

 

 

 

 

いろんな場所を巡ってきた。

どの場所も 閉ざしそうになってた心に 風を送って光を入れてくれた 安らぐ場所・大切な時間だった。

 

でも そろそろ糸をたぐる時がきたようだ。

たしか、昔 まつじゅんと見たミュージカルで ぴったりの呪文が出てきたはず。

 

 

     ― there is no place like home.

  アラシ ガ イチバン。

 

 

 

 

 

 

それから2か月ほどたって 『撮影、終わったよーー!』と こっちまでつられる 晴れやかな笑顔で連絡があった。

3日後にはこちらに来るという。

 

俺は少ない荷物をまとめ始めた。

そして、あいばちゃんが来たら一緒に泊まろうとずっと思っていた 港に面した 城みたいな老舗ホテルを予約した。

 

 

 

 

 

 

「おーちゃーーーーん!」

 

迎えに行った空港のロビーで、俺を見つけたあいばちゃんは ぶんぶんと手を振って 大型犬のように飛びついてきた。

受け止めた体は少し熱くて、いつもより腫れぼったい瞼が奥二重に見える。 とろりと潤んだ黒目は可愛いけど、がんばりすぎた後によく見た 熱を出す前触れだと思う。 ずっと 限界までがんばって、やっともらった休みに そのままここへ来てくれたんだ。

 

 

「お疲れ。 よく来たな」

 

ドラマ 見てるよ、 と言うと 嬉しそうに笑った。

こんな時もっと よかったよとか、面白いなとか、がんばったなとか言ったらいいのに、俺は何も言えなかった。ただ無言で そのさらさらした髪にぽんぽんと手をやると、ありがと、と小さくつぶやいた。

 

 

 

 

せっかくだから おーちゃんオススメの場所をひとつくらい廻りたい、と頑固に言い張るのを 今日は絶対疲れてるんだから まずはホテルでゆっくり休め、とタクシーに押し込んだ。

 

窓を流れていく景色のひとつひとつを楽しそうに眺めて、 

『わー 犬の顔つきも なんか日本とひと味違うねー、 あ でも可愛いからって不用意に手を出しちゃだめだよ、この辺りはまだ 狂犬病も多いみたいだから、』

 

一生懸命しゃべっていたが、

『あ とりだ! ね 知ってた? このへんはすずめがいないんだって、おれ すずめは世界中に必ずいるもんだと思ってたんだよね、』

 

だんだんと声が小さく途切れて、

『でねでね、実はアメリカにもほとんどいないんだってさ、てことは ニューヨークの公園で一緒に見た子たちもスズメじゃなかったってことだよね、ふふ このくらいの大きさの鳥はなんでもスズメだと思ったら失礼だよね、今度行った時にはしらべてみようかなぁ、おーちゃんまた えぬわい行くの…』

やがて俺の肩に 小さな頭をことりと乗せて電池が切れた。

 

 

 

 

…… 「着いたよ」

 

ホテルに着いて そっと肩を揺らすと、しばらく どこにいるのかわからない様子でぼーっとこちらを見て、無意識に口元をぬぐった。

大丈夫、よだれは出てないよ。 出ててもきっと可愛いけど。

 

そして はっと我に返ると、転げ落ちるようにタクシーを降りて  『わわわ すげー、でけー、お城みたい、すげー…』

興奮気味に繰り返す語彙は少なかったけど、素直な反応が嬉しくて ここにしてよかったと思った。

 

 

部屋へ向かう途中も ひょこひょこと右に左に寄り道しては 終始すげーね おーちゃん と繰り返し、『明日の朝食はここに来ようねぇ』 とプールサイドのレストランでは アイドルみたいに(いや、プロフェッショナルのアイドルだ)100点満点のターンで振り返り、上機嫌の鼻歌で かいぶつらんどのぷりんすだいっ の部分を延々リピートし続けては、今にもスキップしそうなふわふわした足取り。

おいおい、アラフォーのオッサンだぜ? 熱っぽいせいか いつもより一層可愛らしさが増して困ったもんだ、そろそろ隠さないと と心配になる頃 部屋に着いた。

 

 

 『ひゃー広ーーーい』 『ここにふたりで泊るの? 王様か!』 『メンバー全員余裕で過ごせるね! ジュニアも後ろで踊れるよ!』 くるくる回りながら ひとつひとつソファーの座り心地を確かめ、全部のドアを開けてまわり。

 

「あーー! 港が見えるー! 船がいっぱい!」

 

海に面したベッドルームにたどり着いた。

 

 

 

「こんなでかいベッド、初めて見たよ! 四畳半くらいあるんじゃない?」

 

ぽーんと乗っかると、ね 4ゴロゴロくらいできちゃうよ!と嬉しそうに端から転がって見せたが、反対端まで転がったところで 急にはっとして 『あ、ごめんごめん、おーちゃんの方までしわにしちゃった、』 調子にのっちゃった… としおらしく ゴロゴロ戻っていった。

3ゴロゴロ戻ったところで力尽き、うつぶせたまま 『うーんしあわせー』という言葉を最後にぱたりと止まった。

 

肌ざわりのいいコットンのガーゼケットを上からかけると、眠ったままもぞもぞ うまいことくるまっていく。 その様子を「おーちゃんの方」と言われた側に座って見ていた。

キングサイズベッドはひとつだけ。 あいばちゃんに譲ってエキストラベッドに寝るつもりだったけど、ふふふ、そっか 俺もここに寝ていいのか。

 

 

 

外はまだ薄明るかったが、夜が近づいていた。

港に灯りが灯り始め、船が次々戻ってきていた。

 

 

 

 

あいばちゃんはずっと ピクリともせず眠っていた。

一度だけ 何か食べるかと起こしてみると 微かに首を振ったが、 『ここのアイスクリーム、美味しいって評判らしいんだけど』 ともうひと押しすると 『…たべる』 

ルームサービスのアイスクリームをしあわせそうになめて、水をごくごく飲んで 再びすやすやと眠りについた。

 

俺はしばらくメニューをあれこれ眺めた後、和食をたのんでみた。

意識して避けていた訳ではないけれど、なんとなく その土地の食材と料理を食べ続けることが苦にならなかったので ここに来てから多分初めての和食。

何千キロも離れて食べる懐かしい味は 少し不思議で、でも細胞レベルで覚えているんだろう、一気に距離を忘れさせた。

 

 

 

寝相がよければ 4人くらいは余裕で寝られそうなベッドに、ひとり分くらいの間をあけてごろりと横になると

うつぶせていたあいばちゃんが、ころんと転がってきて 左手をぽそりと俺の腹にのせた。

片手分の重みと温もりを感じながら 俺も眠った。

 

 

 

 

 

目覚めると、夜が明け始めていた。

あいばちゃんは起き上がって、港に朝日が昇っていくのを見ていた。

これを一緒に見たくて、この部屋を選んだんだ。

 

「きれいだな」

 

背中に声をかけると うん、ほんとに、 と窓の外を静かに見続けていたが、やがて ねぇおーちゃん、と意を決したように外を見たまま話し始めた。

 

「しばらく会えなかった間、おれ 反省してたの。

どうしても嵐を終わりにしたくなくて 休止だって言い張ったり、おーちゃんと離れたくなくて 地球のどこに行ってもこうして追っかけてきたり。

優しいからいつも受け入れてくれたけど、おれのしてることが一番おーちゃんを苦しめてるんじゃないかと思って。

 

… ごめんね。

おれ、どうしたらいいのか わかんなくなっちゃった。」

 

 

 

いや、ごめん はそんな気持ちにさせた俺のほうだよ。

後ろからそっと抱きしめた。

 

 

「俺、帰ることに決めた。

行きたいところに行って、やりたいことだけやって、誰かに注目されることもなく、ほんとにのんびり過ごしてきたけど、これって終わりのある『お休み』だから楽しめるんだってやっとわかった。 だいぶ時間かかったけどな。

 

帰る場所を作ってくれてありがとう。

帰りにくくならないようにしてくれてありがとう。

俺もあいばちゃんがいてくれないと寂しい。」

 

 

照れくさくて 耳元にこそっと 好きだ、とささやいた。

ぴくり として、せっかく下がっていたらしい体温が少し上がったのがわかった。

 

 

 

「こーれーかーらーも、」

と いきなり指を折り始める。

 

「さとしといたい、しあわせになろうね、」

 

へへ、字余り、とくるりと振り返ったまさきは 朝日を背負って後光がさしているようだった。 にっこり笑った目から ぽろりとひと粒、涙がこぼれ落ちた。

 

ありきたりな例えしか浮かばないのが残念だけど、それは宝石みたいに、いや 宝石なんかよりもっと ずっときれいだったので、

 

「うん、ずっと一緒にいよう」

 

これ以上落とさないように とそっと唇ですくいとった。

 

 

 

 

 

気持ちをため込みすぎると爆発しちゃうからさ、今度は苦しくなりすぎる前に ちょこちょこ休ませてもらおうと思ったんだ、と少しずつ考えてきたことを話した。

 

「無人島をまるまる買ってさ、休みたくなったら船で行くの。

年とったら家を建ててもいいけど、とりあえず今はキャンプで十分だし。ランタンはもうみんなの分買ってある。」

 

「いいね、いいね!

疲れた時、素の自分に戻れる時間が気軽に持てるって最高だね! だし、いつでも休めると思うと すごくがんばれる気がする!」

 

夢が広がるな―、島っていくらぐらいするんだろ、でも5人で買えばなんとかなるよねー おれら嵐だもん、といいながら どこから持ってきたのか日本地図に丸を付け始めた。

 

「おれの千葉あたりにひとつあると、1日の休みでも行けるよね。 

南の方だとリゾート感出るね、海きれいだろうし。あ、でかい虫とか出たら潤くんいやがるかな。

夏のこと考えると北の方にも欲しいよねー、すごいマグロとか釣れるかもね!」

 

あ、みんなにも早く連絡しなきゃ、と いそいそとメールを送り始めた。

ふふふ、いったいいくつ買うつもりだろう。 まあ、また頑張れば買えるだろう、俺ら嵐だもんな。

 

 

 

すぐに翔くんから返信がきた。

 

『無人島、いいねえ。俺も乗った。

 

…… が。

北海道の近くの丸は北方領土です。少なくとも今のところは購入不可と思われます笑

早く戻ってきなよ。みんなで相談しよう』

 

 

 

 

 

 

コロリンでございます。

 

ムンバイ、ぐーぐる先生のあのひらっとしたヒト形を飛ばして旅してみました。

実に興味深く いつの日か訪れたいと本気で夢見てます。

(あ、あくまでも夢想・妄想・ヒト形の旅ですので 実際とはだいぶ違うと思いますが どうぞお許しくださいませ)

 

ちなみにあらしさんの素敵CMを長らく楽しませてくれてるあの会社からは 日本直行便、残念ながら飛んでないようです。

義理堅いまさきさんですが、ここは風間ぽんに頼んでA社のチケットとったのかなー

ホテルは歴史あるタージマハルパレスです。朝日の見えるスイート、宿泊してみたーい♡

 

 

以下 再び、需要は気にせず 小さな近況と雑記パート2です

 

*あいばさんのおいしい牛乳である、と信じて疑わずに日々飲んでいたのが 実はMリナガのおいしい牛乳であったと発覚。(いや、名前一緒で パッケージもどことなく似てるのよ?)

 

*リボーン、楽しんでます

新しいアレンジ、するりと心地よいし(これが配信時代のやり方か!)

英語詞は I、とかYOU、とか入るせいか、原曲では「詞の世界の中のこと」 だった歌詞世界が、「あらしさん」が自分たちファンに語り掛けてくれているように感じられて、今まで聞き流していた一行に俄然ぐっときたり切なくなったりする。

これって原曲も聴いてるファンならではの感じ方じゃないかな、と思って 勝手に世界に対して優越感。むふ

 

*ネット動画ばかり見てます

相葉さんは既にネイチャー系に移行したようですが、わたしは今も主にアニメを視聴しています

1話が20分強なので、時間の区切りにちょうどいい。

ちなみに 拙作中にちらりと出てくるあいばさんのドラマは、「モノノ怪」という作品をベースにイメージしました。

以前夜中にちらっと見かけて気になっていた作品でしたが ねとふりで見つけて引き込まれました。幻想的できれい。

… 貧弱な語彙では まるで表現しきれず、あいばさんにもモノノ怪にもほんとすんませんの世界 ←真剣に謝れ

(化け猫はマツコさんです。ほほほ)

 

*ちなみに今、ふーるーでは怪物くん the movieがみられるんですよ!

大野さんのドラマはどれも面白いけれど、怪物くんを実写で違和感なく演じる大野智は恐るべし、と思う。楽しくて大好き。

 

*とはいえ、やはり本業の素晴らしさよ ←既視感

CDを予約する、という行為にすら生き甲斐を感じてしまうファン心理に「私も一緒ですーー」と首もげるほどうなずき、

5人が並んで歌い踊る音楽番組を見るしあわせに改めて泣泣泣

選曲からして泣かされた音楽の日(ピカダブをテレビで見たの、初めてでした)

想像を超えてきたカッコイイダンスに絶命しかけたMステ… 

やっぱあらしさん、だった。 苦しいほど 5人だった。

 

*関ジャム。

あのライブを見ることができたこと、あの空間を体験することができたこと、自分は本当に幸せだったのだと改めて感じました。

年に一度は見られるものだと思って疑ってなかったな。当たり前のことなんてほんとにないんだな。

 

*届いたCDは神々しいまでにありがたい美しさで、FC限定もったいなくてまだ開けられてません。

LPサイズ、在庫を見かけて保存用にもう1枚購入してしまった。

カップリングもすべていい。いい。

ヘッドホンでじっくり聴くカイト、そしてMVも改めて泣けるし。

ぜひA・RA・SHIをも超える代表曲に。…ミリオンに届くとよいなぁ。