先週、右の鎖骨下に埋め込んであるCVポートを除去するための日帰り手術でした。
埋め込むとき、麻酔が効かなくって痛かった記憶がよみがえってきて、念願の脱ポート?はうれしいんだけど痛いのはイヤだなって、弱虫な気分で手術日を迎えました。
何歳になっても痛いのイヤだし、弱虫です。
案の定、前日から超キンチョーしまくりで、当日の朝、息子のお弁当を作るのを忘れかけました。
(間に合ってよかった。)
今回、手術前に新型コロナウイルスのPCR検査というのを初めて体験。
鼻の粘膜からとるヤツです。
1時間ぐらいで結果がわかるの。
PCR検査をしたくてもできないって時期がありましたよね。
あのころはホント異常事態だったんだなと改めて思ったり、
こんなに簡単にできるようになったことにありがたさも感じたり。
点滴治療が終わってもCVポートがそのままだったのは、
「不要不急の手術は延期」って御触が出ていたからだったからなのかなと今更ながら思ったりも。
で、1時間もかからず、手術室へ。
「陰性です」とも言われなかった。
今回は、
上半身は何もつけず、手術着だけで、下半身は着てきた服そのままという格好です。
点滴は付けず、パルスオキシメーター、血圧計、心電図は付けられました。
メガネ、コンタクトなど、とれるものは全て外すよう指示がありましたが、
マスクは付けたままで。
手術台の上でマスクをしたままなのは今回が初めて。
いずれはマスクを外してもよくなってほしいな。
手術中、
部分麻酔の注射がチョー痛かった。
すぐ麻酔が効いてきて痛くなくなったけど、先生が皮膚をひっぱっているカンジとかは麻酔が効いていないところからなんとなくわかるのね。
電動メスなのかな?タンパク質が焦げるにおいがマスクをしててもわかった。
このあたりは前回の手術でも経験しているハズなんだけど、ぜんぜん記憶にない。
前回の手術は痛いことが山盛りだったし、その後抗がん剤がもうホントキツかったからかしら。
途中、手術前の説明でされた、
「まれに取り切れず残っちゃうことがある。」ってのを思い出しちゃって、
「残りませんように」祈っちゃってました。
無事取れて、縫合し始めてからしばらくしたころ、
手術室内にクラッシック音楽がかかっているのに気がついたの。
ずっとかかっていたと思うんだけど、キンチョーしまくっていたので気づかなかったのね。
問題なく予定通り終了。
いろいろ妄想したことは杞憂に終わりました。よかったよ~。
取ったCVポートも見せてもらえた。
ブログネタのために記念撮影をしたいなってちょっと思ったけど、もちろんそんなコトは言えません。
手術着から着替えるときも、痛みは大して感じなくって、予想より元気。
たぶん、アドレナリンがいっぱい出ていたと思うので、ふだんより絶好調だったかも?
夜、やっぱり痛みはあったので、ロキソニンを飲んで就寝。
すっごく久しぶりに、胎児みたいに丸くなって寝てみました。
CVポートが入っているときは、この姿勢をするとCVポートが引っかかって当たっている感じがするので、ずっとしていなかったの。
快適だ~。
昨日は手術後の傷の経過観察のための通院でした。
傷を見るだけで、超高速終了。
診察後、化学療法室でお世話になった看護師さんがめずらしく外来担当されてて、
「これで卒業ですね」って言ってもらえ、すっごくうれしかった。
参考までに、傷の状態を。
お見苦しくって恐縮です。
CVポートが埋め込まれている状態。
お見苦しくってホント恐縮です。
画像ではわかりにくいんだけど、
ポートの上にあるポートを入れるために切った部分はずっと赤くやや引きつれている。
ポートが入っている部分は青黒くずっと色が悪い。内出血しているのかな?
近くの血管、入れる前より青く浮き出るようになってる。
手術後
手術から1週間後
内出血はないカンジ。
ポートが入っていたあたりは赤くなってかゆい。
テープは「かさぶただと思って、そのまま自然に剥がれるのを待つように」と。
次の通院は2月。
公園のポインセチア。
花言葉は「幸運を祈る」なんだそう。