彼女と叔父が結婚したのを聞いて、私は“おめでとう”よりも、“何で❓いいの❓”と言ってしまった。
後悔はないのか。
なぜそんなに結婚を急ぐのか。
まだこの時は彼女の嘘に誰も気づいていなかったので、彼女も
“よろしくお願いいたします”
と、明るく料理も掃除もできる女を演じていた。
叔父の家には、私の子どものおもちゃや、写真などがたくさんあった。
私も頻繁に帰っていたし、何より叔父は家の娘を誰よりも可愛がっていた。
が、徐々にだが、娘の写真が、彼女の実家の犬に変わり、沢山あったおもちゃもいつの間にか物置部屋に。
彼女の愛犬の写真はチワワが5匹並んだ写真で、“この子の名前は ○○です”
と、性格などの話も付け加えながら良く話していた。叔父も、“俺はこいつが可愛いなぁ”と
お気に入りのワンコを言いながら、“早くワンコたちにも会いたいなー”と話していた。
それは彼女の実家に挨拶に行きたいと言う意味合いでもある。
“この子達のシャンプーもいつも連れてって、キレイにしてもらってるんです。
この子達の他にゴールデンも飼ってるんですが、祖父がリハビリがてら、散歩に行って
いつも引っ張られてるんです笑”
こちらから特に何も聞いてないのに、よくまぁペラペラと話してきてた。
でも、彼女のおじいさんは大病で入院されてて、退院してから車イス生活を始めるからと、電動の車イス?をプレゼントすると叔父がお金を渡してる。
そんな車イスのおじいさんがゴールデンの散歩❓
うーん。。言ってる事、本人もめちゃくちゃなのわかってるのか❓
でもまだまだこの頃は私たちもまさかそんな嘘をつくなんて思ってもいなかったし、何の疑いもなく笑って話を聞いていた。
このワンコ達。
そう。嘘でした。
またネットから画像とって、それを現像して、写真たてにわざわざ入れてリビングに沢山飾ってたんです。
何の為に!?
しかも叔父も普通に騙されていました笑
そして、結婚して間もなく、安定期に入ると思われる頃?。
“お腹の子。ダメでした。”
と。
叔父も、祖母も、みんな、それはとても残念がっていた。
でも、なぜか私はどっかで、
やっぱり。そーきたか。
と思ってしまっていた。
何か最初から、彼女の作る話に私たちはおどらされているのではないのか。
この頃はまだ、彼女の名前、犬や母親などの嘘に私たちは気づいていなかったので、
お腹の子の話はみんなで悲しんだし、何よりも彼女をいたわっていた。
でも、今思えば、彼女は腹で笑っていたんだろう。きっと。
ここから、彼女は徐々に本性を現していく。
⑥に続く。。