今日は夫が早い帰宅。
夕食も早めに済ませました。

夫が珈琲の粉を貰ってきたので、食後に飲もう!となりました。
封を開けると凄くいい香り。

長女はまだ珈琲を辞めているので、私と夫の2杯分をドリップしました。

コーヒーに詳しくはないけれど、2人とも珈琲は大好き。
2人とも濃いめが好みです。

子供の頃から私は父が珈琲好きだったのでよく飲んでました。甘めでミルクたっぷりで。。夜はカフェインで眠れないよ!と脅かされながら。。

カフェインで思い出しました。

これまた義母の話。

義母はコーヒーが飲めないと言います。まぁ、飲めない人はたくさんいますからね。二女も飲めませんから。

長女が幼い頃、義父母と食事することがありました。食後にコーヒーか紅茶を選べました。義父と私たちはコーヒーを、義母は紅茶を頼みました。

するとティープレスセットで紅茶が運ばれてきたんです。

義母は普段から私はいつも紅茶を飲むのよ!って言ってましたから、私は何も気にせず自分のコーヒーをとり、娘にはオレンジジュースを頼んでたのでストローをグラスにさしてやったのです。

義母はずーっとティープレスを見つめていました。私が冷めますよ!と声をかけると、義母はこう言ったのです。

「私はカフェインはとりません!眠れなくなるから。いつもティーパックだからカフェインない紅茶しか飲まないの!
これは葉っぱだから、飲めないわ!」

んんん?
そのころですね。カフェインレスってあんまりなかったんですよ。義母が家で飲んでいるのは普通のティーパックです。カフェインどれだけ入ってるのか知らないですけどね。

「じゃ、もうプレスして飲んだら、あんまり濃くないのでいいんじゃないですか?」
私そう言います。

義母睨みます。

夫が私にプレスしてやって!と声をかけて私が手を伸ばそうとすると、

「いいの!飲まないわ!」

私はプレスしてカップに紅茶、注ぎましたよ。お砂糖もミルクもたっぷり入れて混ぜ混ぜしてあげました。

「カフェイン薄まりましたよ!」
カフェインが薄まるのか、それは知りません。

あとから聞いたのはティープレスが初めてだったこと。
そんなの、気にしないでどうするの?って聞けばいいことなのに。。

私だって知らないこと、たくさんあるから夫に聞いたりすることもしばしばです。

義母はプライドが高いというか負けず嫌いというか、私の前で恥をかきたくないらしいです。

カフェインにこだわっていましたが、夫に、紅茶の方がカフェイン強いこともあるぞ!と言われて、ムスッとしていました。

美味しい珈琲を飲みながら、あのムスッとした義母の顔を思い出していました。

あのままなら長女のジュースを取られかねませんでしたから。。