私は外に出る理由が欲しくて、母親教室というものに参加することにしました。
電車に乗って少し遠い会場へ。

夫と義母は、この暑いのにわざわざそんなとこへ行くなんて!とブツブツ言ってましたが。。

久しぶりに町へ出た!という感覚でした。少し時間があったのでぶらぶらと買い物したり。

講習も終わったので電車に揺られて帰るのですが、私は3つほど前の駅で降りるのです。
ホームのベンチで何本も電車を見送りました。

ただ義実家に帰りたくない。。
それだけでした。

あたりが少し暗くなってきたので、私は重い腰を上げて電車に乗り義実家へ帰ってきました。
台所に灯りがついていたので、義母がもう夕ご飯の支度をしてるのだなぁと思い、入ると夫が座っていました。

こんな時間までどこに行ってたんだ!そう言われ、母親教室だと言うと、わかってる!それにしても遅い!お袋が支度をしてるぞ!とすごい剣幕で怒鳴られました。
義母はニタニタ笑っています。

早かったのね?と夫に言うと夫は直帰したからとブスッとしてました。

私は夫に母親教室で習ったことや、こんなにお土産をもらったのよ!と頂いた試供品などを夫に見せました。

ただよかったね!そう言ってくれるだけでよかったのに。

義母と夫はケタケタ笑い出し、それはその商品を買ってもらうためにメーカーが渡すものだろう!そんなのもらって喜ぶのはおまえだけだ!わざわざ行ってそんなものしか貰ってこなかったのか!!と2人で笑いました。

え!試供品、サンプルってもらうの嬉しくないですか?新商品ですよ!なんて渡されたら使ってみよ!そう思わないですか?


義母は夫がバカにして私を笑う姿を見て、もっとバカにしたように私に言いました。


ブラブラしてこんなものを貰ってきて、何をしに行ったのやら。
旦那さんが帰るまでに戻らずにブラブラ遊んできただけじゃないの。
大きなお腹して、ブラブラするのはみっともないわよ!

私は立ったまま、2人にいろいろ言われ続けました。
ただ頂いた試供品は大切にしまって、食べ物などは1人で食べました。

お腹の中で長女はいろいろ聞いていたのでしょうね。
ママ何やってんの!負けるな!
そう言われたような気がしていました。


でも私の心も身体も少しずつ傷ついていたのは確かです。
この頃羊水が少ないので経過観察と言われたのを義母に伝えていました。

義母は心配すると言うより、私をなじりました。
あなたが悪いのよ。あなたの責任です

夫は私とだけで過ごす時はとても優しいのに、義父母の前だと威厳ある夫でいたいのか、強くでるようでした。この件も私にだけは大丈夫だよ、経過観察なら大丈夫だよ!と言ってくれたのに義母の前では、それってみゆうが悪いのか?と何度も尋ねていました。

そして、障害のある子が生まれたらどうするのよね!義母が夫に何度もそう言っているのを聞きました。

早く出産して実家に帰りたい。。
ここからいなくなりたい。。

そう思っていました。