歳を重ねて、夫が亡くなった義父にそっくりになってきました。
お酒を飲んでいる時の顔などは瓜二つです。怖い。。
昨夜も夕ご飯時、食べてる姿を見て少々ゾッとしてしまいました。


生命保険の満期時期がきてて、生保レディさんから見直し提案がきてるよ!という話を2人でしていました。
もう死亡保険金は高くなくていいよね?って話をしていて、この提案書の通りの契約にしようと決めました。


「額を減らした途端、死んだりして。」
夫が笑いながら言いましたが、ありえるかもよ!と脅しておきました。


義父が癌に侵され、入退院を繰り返したのも60歳過ぎです。夫もそろそろ気をつけなきゃね、お酒は、ほどほどに、いつものように私は釘をさしました。


義父は5、6年もの間、何度も手術、入退院を繰り返し、亡くなりました。私たちはその頃、北海道から戻ってきていたので、何度も義母から呼ばれて交代で病院へ駆けつけていました。


最期が近くなると、義父の意識は朦朧としていました。言葉もなく、痩せ細ってました。
目が天井を向いたまま、ボーっとしている感じです。


私は義母との交代で病室に入りました。
「お義母さん、代わります」
部屋に入ってびっくりです。
義父の顔に白いタオルが、かけられていました。

え!!なに!!
亡くなったの???えーーー!!
私、パニックです。夫に知らせなきゃ!!あー!あとは。。。

「違うわよ、お父さんの顔、気持ち悪いから見たくないから、タオルかけたの」

え、なにそれ?

「いやいや、息できないじゃないですか!やめてください」
タオルをとって、顔を拭いてあげました。

義母は悪びれることもなく、急いで病室を出て行きました。

少し義父の顔、悲しそうに見えたの私だけではないはずです。