私の後世への遺言になるかもしれないこと。命を全うして生を幸せに営むには。 | こうしんの著作権,コンプライアンス日記

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「中川総合法務オフィス」代表 こうしん のアメーバ日記です。
急死した亡母への慙愧…
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◆私の後世への遺言になるかもしれない。

 

●仕事の変化で、週に最低1回は来ていた喫茶店に4か月ぶりに来た。店のウエイトレスも変わっていた。誰ですかという顔。当たり前か。人の世の移り変わりには諍えないな。1昨日は行き違いから大事な顧客を逃して意気消沈した。でも、過去の思い出は大切にするが、過去の失敗は反省が済めば忘れよう。


●毎日毎日、後悔して過去を背負い直し、将来に対する不安で慄いていては、生のエネルギーが内に向かってしまい、パワーを減殺してしまう気がする。エネルギーは外に対して出すものでないか。人の幸不幸はその辺に大きなカギがある気がする。ケジメをつけるのが前提であるが、未来志向が大切である。


●将来への不安も、最悪のケースを含めた予想を出した後は、一度は忘れるのがいいであろう。将来から襲ってくる不安につぶされることがあってはいけない。ともかく、一日一日のその瞬間積み重ねが人生のすべてなのである。その瞬間を捉えた啄木の抒情詩や三行詩が心を打つのも人はそれを元々知っている。


●人は、いつも過去と将来の間に生を営むものであるがゆえに、今を生きることは意識して積極的にそう思わないと心は過去と未来の間で弱くなっていったりさらには潰されたりするものであろう。哲学や思想が重要性を持つのもそれと密接な関係がある。生き方を考えることは生涯にわたる幸せのために大切だ。


●今を生きるために、現代における心の持ち方や考え方について、アリストテレスやカントの思想をもう少し分かり易く説いたものを、私のコンプライアンス講演等と同じようにレジュメと録画によって収録したものをyoutube等で公開していこうと思う。それは、私の後世への遺言になるかもしれない。