ホタルイカの定置網漁が富山湾で活発化し、昨年よりもちょっぴり安く出回っている。これから4月にかけて漁は本格化することから、濃厚な春の味覚をさらに手軽に味わえそうだ。
 産卵のため、春先に富山湾へ来遊してくる群れを狙い3月1日にスタートした定置網漁は、今年もおおむね順調な滑り出し。東京・築地市場(中央区)では3月下旬、同県産のホタルイカ(ボイル)の卸値が、約400グラム入りのトレー1枚当たり700~1000円ほどと、昨年に比べやや安値で取引されている。
 富山県水産技術センター水産研究所(滑川市)によると、今年の漁は「豊漁だった昨年より漁獲は減りそうだが、平年並みかやや下回る程度」と、まずまずの水揚げを予想する。
 産地では、朝水揚げされた直後に漁港から程近い加工場でボイルし、「昼ごろに東京・築地市場などの魚市場へ向けて運ぶため、鮮度は抜群」(富山県ほたるいか協会)とPR。漁は4月にピークを迎えるといい、「産卵期でますますふっくらしてうま味が増す」(同)という。
 花見など行楽シーズンに入ったこともあり、築地市場では「4月はさらに旬のホタルイカを売り込んでいきたい」(尾割昭二東都水産干魚合物課長)と意気込んでいる。 

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