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腰痛は、日本人の約８０％が経験すると言われている、、非常に身近な症状です。しかし、
腰痛の原因はさまざまで、その多くは「非特異的腰痛」と呼ばれる、明確な原因が特定でき
ないものと言われています。そのため、腰痛の診断は、症状や身体の状態を総合的に判断し
て行われます。
問診
腰痛の診断では、まず問診が行われます。医師は、腰痛の症状や発生・悪化のの状況、既住
歴、生活習慣などを詳しく聞き取り、腰痛の原因を推測します。
視診・触診
問診のあと、視診・触診が行われます。医師は、患者さんの身体を外観から見て、異常な点
がないかを確認します。また、触診によって、筋肉の緊張や痛み、関節の可動域などの状態
を調べます。
画像検査
問診・視診・触診だけでは、腰痛の原因を特定できない場合、画像検査が行われることがあ
ります。画像検査には、X線検査、CT検査、MRI検査などがあります。
・ X線検査は、骨や関節の状態を調べるのに適しています。
・ CT検査は、X線の断層像を撮影することで、骨や関節、臓器などの立体的な状態を調
べることができます。
・ MRI検査は、磁気を用いることで、骨や軟部組織の状態を詳しく調べることができま
す。
その他の検査
必要に応じて、血液検査や尿検査なども行われることがあり、これらの検査結果から、腰痛
の原因となる病気がないかを調べます。
腰痛の診断の流れ
腰痛の診断の流れは、以下のとおりです。
１．問診
２．視診・触診
３．画像検査（必要に応じて）
４．血液検査・尿検査（必要に応じて）
腰痛の診断は、症状や身体の状態を総合的に判断して行われます。そのため、医師と十分に
話し合い、納得できる診断を受けるようにしましょう。
腰痛の診断で注意するポイント
腰痛の診断で注意するポイントは、以下のとおりです。
・ 腰痛の原因はさまざまであるため、痛みの程度や症状だけで判断しない。
・ 問診や視診・触診など、しっかりとした診察を受ける。
・ 必要に応じて、画像検査や血液検査・尿検査を受ける
腰痛の診断は、早期発見・早期治療が大切です。腰痛が続く場合は、早めに医療機関をを受診
しましょう。
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