


分留して精製する際に高沸点の揮発性成分として得られる留分のことである。
水に溶けにくく比重が水よりも軽いため、蒸留酒を作った際に油滴として分離し
酒を濁らせたり表面に浮いてくることもある。 - Wikipedia
さつま寿 旬 のフーゼル油の状態を、記録する意味で写真に撮ってみた。
上は平成22年版、真ん中も平成22年版、下が平成21年版である。
比べてみると、上の平成22年版は非常にフーゼル油に富んでいる。
それに比べて下の平成21年版はほとんどフーゼル油が見られないのが判る。
この平成22年版も、平成21年版も、新規開栓したものであり、
21年ものも最初22年ものと同様にフーゼル油に富んでいたとすると、
分解して酒の中に溶け込んだ可能性か、あるいは余りありそうもないが
未開栓の瓶から揮発した可能性も考えられる。
それで、真ん中の22年版は上に比べてフーゼル油が少ないが、
これは上と同じ瓶からそそいだものである。
何が違ったかというと、上のものは置いてあった一升瓶から
そのまま注いだもので、中のものは瓶を良く振ってから注いだものである。
フーゼル油は水より比重が軽いため、瓶の中の酒の上の方に浮いていると考えられる。
その状態でそのまま注ぐと、杯の中には比較的多目のフーゼル油が浮くと思われる。
良く振ると一時的に瓶の酒全体にフーゼル油が回るため、杯の中のフーゼル油は
そのまま注いだ時より少なくなる。
一升瓶をシェイクしている自分の横で、カミさんが「サラダドレッシングと同じだね」
と言ったのだが、確かにちょうどそんな感じだ。
フーゼル油に富んだ焼酎を、振らずに注いで飲んでいると、最初は
油に富んだ部分を飲むことになり、徐々に油が薄くなっていくことになる。
無濾過系の焼酎にはラベルに「良く振ってから飲むように」と但し書きが
付いていることがあるが、道理であると確認できた。
今までは振って飲んだりしてなかったので今後気をつけよう。
さつま寿 旬は、22年の未開栓のものも一つとってあるので、
23年のものが出たらまた比較検討してみようと思っている。