現在当社には約80名の日常清掃スタッフがいます。
80人80色とは言いませんが、それでもそれぞれが個の人間です。
うまくいかないこともあります。
事の発端はすべて些細なことだといいます。
でも些細なことでもめること自体がすでにうまくいっていない証拠なのでしょう。
前兆は2年前からありました。
そのとき私は直接の担当ではなかったので、手をこまねいていました。
あの時、手を突っ込んでいれば。
と後悔したりもしますが、その時の私には解決できる力がなかったと言えばそれまで、人のせいにはできません。
現在、日常清掃の人たちがもめた場合は喧嘩両成敗でどちらも他現場に移動してもらうことになっています。
そのことを先日、両名に伝えに行きました。
そして、一人は移動を了承。心機一転がんばるそうです。
もうひとりは、退職することになりました。以前から問題行動がみられた方です。
しかし、今回自分を変えて頑張ったのは、退職することになった方。
私が話をしてから、喧嘩相手に謝ったそうです。
でも相手の傷は思っていたより深く、和解とはなりませんでした。
そして家でそのことを娘さんに話したら、
『お母さんはいつかそんなことになると思っていた。』と言われたそうです。
娘さんは以前から、その方の言い方に心配していたとのこと。
そのことを言われて、はたと気付いたそうです。
今回は遅すぎる気づきでしたが、今後はそのようなことなく、どこかで仕事を頑張っていかれることを祈っています。
知らぬは自分ばかりなのですね。
私も自分を戒めつつ、このようなことがないように現場を回っていきたいと思います。