先日、悲しい別れがありました。
結婚して親戚も知り合いもない地に引越し、不安の中に新しい生活が始まった20代。
ある教会で新しい転会員として、そのご家族と偶然一緒に礼拝後紹介されそれ以来ずっと家族ぐるみで
お付き合いさせていただいていました。
奥様は私のパンの恩師、そしてご主人は私の父の様な方でした。
いつもニコニコ微笑んで、周りの人を包んでくれるようなお父さん(いつもそう呼んでいました)
私は時折ご自宅へお邪魔して話を聞いていただく事もありましたが、ここ最近は体力がなくなったため
毎日曜日に私の讃美歌や聖書を共に見ながらの礼拝を捧げていました。
体力はありませんでしたが、この冬風邪ひとつひかず春を迎えられるとホッとしていた矢先、12日の夜
病院に運ばれ13日の朝天国に旅立ちました。
14日葬儀の日が81歳のお誕生日でした。
優しさに溢れた方でした。悩みがあっても傍にいてくださるだけで癒されました。
沢山の病気と闘い、何度体にメスを入れられたことでしょう。
それでも、病の床にある方のために祈り看護にあたっておられるご家族を常に励ましておられました。
私にはまだまだ、聞いてもらいたい事が沢山あったのに。
話たい事がいっぱいあったのに。
この前の日曜日、いつも一緒に歌っていた、いっしょに聖書を読んでいたお父さんがいない寂しさで、
讃美歌も歌えませんでした。
大事な人との別れがこんなに突然に来るなんて、頭ではわかっていたつもりでしたが、現実となるとそれを
まだ受け入れられず、教室を再開できずにいました。
あれから、もう2週間。
3月も終わろうとしていますね。
今年はまだ、寒いのにどうしてサクラがこんなにも早く咲いたのでしょう。
もう少しがんばって生きていてくれたら、サクラを一緒に見に行けたのに。
今年のサクラは、白く悲しく見えます。