こんばんは、ひろきです。

 私には介護施設でごはんを作ってる彼女がいるんですが、昨日かおとといか…その彼女からのLINEで、なかよしの入所者さんが突然亡くなったと。 今日のLINEではお通夜に行ってきたとありました。

 年齢にかかわらず、近しい人が亡くなるのって悲しいですよね。特にそんな施設では、そのニュースをきいて「次は私かな…」と誰もが寂しい気持ちになるのは避けられないでしょう。

 私の母も92歳。「お父ちゃんまだ迎えに来てくれへんのかなぁ」なんて弱気なことを言うときがあって「まだまだ寿命があるから阿弥陀さんに止められてるんや」と返してます。

 

 「死」…私もメンタルをひどくやられたときに…正直考えました。職場のムスメも考えたそうです。 でも、自分のときはわかれへんけど、大事な人からそんなことを聴いたとき「それは絶対アカンで!」と強く感じました。 かけがえのない「命」です。残る人たちを悲しませるのは罪です。

 中島みゆきさんの歌の歌詞に「なにかの足しにもなれずに生きて なににもなれずに消えて行く 僕がいることを喜ぶ人が どこかにいてほしい…」というのがあります。 聴くたびに涙があふれます。

 喜ぶ人は必ずいるんですよ、ほんの身近にも。

 

 

 母に言います。「死にたいって思って死んだら行く先には閻魔さんいてはるで! 阿弥陀さんは迎えに来てくれへんで!」「もっともっと生きたいって思いながら死ぬ良人だけがお迎えを受けられるんやで!」と。 長生きしてくださいね。

 

 最澄上人の「一隅を照らす」という想い。「自分ができる範囲で懸命に生きることがこの世界を照らすことに繋がりますよ」という教えに感動した覚えがあります。 私でも照らすことができるんかな…と、救われた覚えがあります。

 

 むずかしいことではありません。しっかりいきるだけです。

 ごめんなさい、エラソーに。

 きょうはこのへんで、おやすみなさい。