こんばんは、ひろきです。

 職場のムスメがけっこう疲弊しているので心配したんですが、久しぶりに彼女のブログを見て納得しました…遅いけど。

 

 彼女の職場には今年度採用の若い女性がいて、その子は車椅子。新人の研修(人権研修!)とかがあって研修会場に行かないといけないんですが、車椅子を降りられないので行く手段がない。

 福祉タクシーとかもあるんですが、高額やったり規定に反してたりとかで手段が見当たらない。

 「それはおかしいやろ!」とムスメは疲弊するほどガンバって方法を探したんやけど、周囲はみんなヒトゴトで打開策を提示してくれなくて。 しまいには悔しさのあまり涙を流したと。

 

 

 まっすぐなルートでは助けてあげられない自分がもどかしいです。(裏ルートはあるけど…)

 障がい者雇用をうたって採用するのはええけど、フォローがなければその人は居場所がなくなります。

 なんのフォローも用意せずに採用だけをした組織は、たしかにクソッタレですよね。長年勤めている私からしたら恥ずかしくなります。 エエカッコしただけやん、はじめだけ。

 部署部署の、各管理職それぞれの思いやシガラミもあるでしょうが、それで悲しい思いをするのは当の本人でしょ。障がいがあることを、車椅子が離せないとわかっていながら、組織が採用した人でしょ。

 「人権研修」を受けられないって…障がい者の人権を無視してますよね。そこまでアホやったん?

 

 ムスメはその子のために懸命になっていたようです。こころ優しいイノシシみたいに直進するから。

 問題自体はムスメの言うように、ラインで議論にならないんなら非ラインでいいでしょう。体質を変える機会かもです。

 

 具体的にどうしてもなら「裏ルート」は用意できますよ。 ちょっと休めてな。

 

 宮仕えとはいえ、声をあげるべきところはあげなね。

 私も過去にいろいろ反発してケンカしてきました。嫌がられてたと思います。 結局思うようにはいかへんかったとしても、エライさんたちにお客さんのことを植え付けてきたつもりです。

 社員であったりお客さんであったり、大事な人は誰なんかということを踏まえさせたいですね。

 組織の体質改善につなげたいね。

 

 きょうはこのへんで、おやすみなさい。