こんばんは、ひろきです。

 昨日のブログはわりとウケてました。 あんなんはやっぱり私だけなんかな?

 今夜はまた久しぶりに「百人一首」「万葉集」を見てみました。下の句だけでなく全部。いいですね。

 

「あらざらむ このよのほかの おもひでに いまひとたびの あふこともがな」

和泉式部さん。

 恋多き女性として批判された平安時代の女性歌人ですが、今では「和泉式部日記」という著作が女性の日記モノとして最高の評価を得ているほどの方です。

 「和泉式部日記」、読んではいませんが、多くの男性との愛の生活をつづった日記らしいです。

 藤原氏から「誠心院」というお寺を与えられ、死の病に苦しみながらもこの歌を詠んだそうです。

 そんな状況で「死ぬ前にもういちどあなたに逢って私の死にゆく想い出にしたい」という情念をつづった歌みたいです。

 なんども結婚と死別離別を経験した人生で、世間から強烈に批判されながらも「愛」に生きた女性。

 おそらく超美しい女性やったんでしょう。才能豊かやし…。 

 

 

 小町さんもそうですが、1000年以上前の平安時代には「アツい」女性たちがいたんですね。

 それはちょっと不思議な気がします、時代的に…ヘンですね、今も一緒ですね。

 才能豊かで美しくて恋多き女性たち。…次はエエオトコとして奈良・平安時代に生まれたいような…。

 考え始めたら気持ちはだんだん大きな世界に拡がっていく気がします。

 この人懐こいハトのご先祖もそんな風景を見てたんでしょうね。

 

 百人一首や万葉集、奈良時代や平安時代に導いてくれます。

 「あおによし ならのみやこは さくはなの にほふがごとく いまさかりなり」

 「こちふかば にほひおこせよ うめのはな あるじなしとて はるなわすれそ」

 

 いいですね、きょうはこのへんで、おやすみなさい。

 こんなんだいすきです。