こんばんは、ひろきです。
先日「霊感…」という不穏なブログを書いてちょっと後悔したんですが、超多くの多くの人にのぞいてもらって驚きました。こんなブログに興味をもってもらえるんですね。
元々お寺の話題を書くのが本来の目的なんですが、あっちこっちフラフラして本来のブログにはほど遠くなってましたね。軌道修正せなね。
いま、京都では「京都非公開文化財特別公開」というのが催されてます。
普段非公開の仏さまや仏画・内陣とかを公開しています。走りたくてウズウズ。
なかでも私の愛する小野小町さんを祀った「随心院」では、ご本尊の「如意輪観音さま」や名仏師定朝作の「阿弥陀如来さま座像」、名仏師快慶作の「金剛薩埵さま座像」が公開されてます(みんな普段は秘仏)。 行きたいですね。
小町さんの純愛にももう一度触れたいですね。
でも次の日曜日で終了やそうです。…ムリやろな…。
好き嫌いやないですが私の好きな「如意輪観音さま」…あのなんともいえないアンニュイな表情。
数少ない定朝作、のちに影響を残す「定朝様」と評された「阿弥陀如来さま座像」、彼女が大好きな快慶さん作の「金剛薩埵さま座像」。
…凝縮されてます。最愛の小町さんのお寺でもあるし、いきたかったなぁ…。
「はなのいろは うつりにけりな いたづらに わがみよにふる ながめせしまに」名歌ですね。
会いたかったけど、次の機会を待つしかないですね。…深草少将みたいに。
以前に訪れたときに「散華」をおみやげとして職場の女性に配って喜ばれました。(^-^;
一説に小町さんは小野篁(おののたかむら)さんの孫という説もあります。「小野篁さん」…もはや「人」といえず、閻魔大王と自由に会うことができたという妖怪のような歌人です。 ある意味特殊な家系やったんですかね…そのご先祖は「小野妹子さん」やったそうですし…。
小町さんはその超栄華と超妖しげな家系を、衰退と貧困の中で深草少将の菩提を弔いながら断ち切ったんですかね。…90歳くらいまで弔い続けて亡くなったそうです。涙あふれる生涯ですよね。あの方の「純愛」が大好きです。 「純愛」なんて今は昔かもです…悲しい時代ですね。
歴史・伝説は興味がつきませんね。
めっちゃ面白くてその登場人物にめっちゃリスペクトです。私は全部信じてます。
きょうはこのへんで、おやすみなさい。