こんばんは、ひろきです。

 最近は長々とわけのわからん話しばっかり書いてきました。

 今日は本来の仏さまの話を…ちょっとだけですが書きたいです。

 

 ずっと書いてるように私の母は92歳でアルツハイマー状態。認知症ほどではなく、もの忘れがひどいだけ。「昨日言うたやろ!」「さっき言うたやん!」という状態。

 それが本人はツラいみたいで「もう死んだ方がマシやな」「お父ちゃんなんで迎えに来てくれへんかな」なんて湿っぽくなります。 そのたびに「死にたいって言うて死んだら、お父ちゃんのおるところへは行かれへんで」と「みんな死にたないのに死んだんやで。死にたかった人なんてうちの家系におれへんし、犬のダイゴもそこにはおれへんねんで」と説教します。

 

 そうなんですよね。死にたくはないのに死んでしまった人たちには阿弥陀さまのお迎えがあるんです。

 死にたくて死んだ人はお迎えはありません。 閻魔さまの裁きを受けなければならないんですよ。

 私の住む堺市から一番近いお寺で、閻魔さまを祀っているところといえば「中山寺」かな。 兵庫県ですよね。

 あまりあちこちにいてはる仏さまやないですね。

  カタバミ

 

 だから自分のことなんて見えてへんやろっていう考えは超オロカです。

 以前に一度書きましたが「閻魔大王」…地獄の番人、閻魔帳にしたがって死人の生前の行いや死にかたをみて六道という六つの世界に振り分ける仏さま。 見えてないわけではないんですよ。

 

 この国にいちばんたくさんおられる仏さまって知ってますか? ・・・そう、お地蔵さんです。

 道端にいてはったり、お墓には六地蔵さんがおられて、ほぼ無数におられます。

 実は「閻魔大王さん」って「お地蔵さん」の化身なんですよ。 密教の最上位「宇宙神」といわれる大日如来さんの化身がお不動さんであるように、閻魔大王さんはお地蔵さんの化身なんです。全部つつぬけなんです。

 田舎や郊外はもちろん、都会の町なかでもお地蔵さんと閻魔さんの千里眼は働いてるんです。

 そんなことを信じない人はそれでいい。私は信じてて日々の行いに気をつけるようこころがけてます…ぜんぜん足りてないとは思いますが…。

 人を裏切ったり、軽く扱ったり、人のこころを踏みにじったり、自分自身でいうと死にたいって思ったり行動を起こしたり…それらはぜんぶお地蔵さんと閻魔さんが見ているんですよ。

  しだれ梅

 

 今日は立春。もうすぐあたたかい春が来ます。

 自分の行いを振りかえって、直せるところは直していきましょう。私自身も、なおらないならそれなりの手を打たなね。 今年の京都・随心院の梅は…?

 考えましょうよ、手遅れにならないうちに。

 お地蔵さんと閻魔さんは見てはるから、こころからの敬意をはらって…。

 

 なんかまたわけわからんくなってしまいました、ごめんなさい。

 きょうはこのへんで、おやすみなさい。