こんばんは、ひろきです。

 彼女の父様はいろんな検査に追われてツラい日を過ごしているそう…何もできない自分がふがいないですね。

 どうかお不動さまや観音さま、そしてご先祖さまに手を合わせて助けを求めてください。

 私もうちの仏前で「私の愛する人たちみんなみんなの、未来・将来・健康・幸せ・安全・長寿」を守ってくれるよう手を合わせています。もちろん彼女の父様のこともこころに描きながら。

 きっと元気で笑いながら退院してきてくれることを信じています。

 

 お不動さまや観音さまといっても、ご真言やお経を知ってるわけではありません。普通はそうです。

 でもだからといって救ってくれないわけではないはず。

 手前勝手かもしれませんが、ツラい時や苦しい時は誰にでもあって、その声を聴いて救ってくれるのがお不動さまや観音さま。救いを求めれば、手を合わせればきっと助けてくれます。

 母様はかつて写経をして、私たちがお寺参りに行くときに預けてくれました。その納経の功徳はきっと届いているはず…心配ないですよ。ご夫婦の願いは届いてるはずです。

 

 京都の北の端に「成相寺」というお寺があります。日本三景:天橋立の股のぞきが有名なお寺です。

 その昔、ひとりの僧が雪深い庵のなかで修業をしていると、あまりの雪に外に出ることも誰かがくることもかなわずに餓死寸前になったそうです。 ふと気づくと窓の外に鹿が倒れていました。僧は背に腹は代えられずその鹿の足をもいで鍋に入れて食べたそうなんです。肉食の禁忌をおかしたんですね。

 でもそのおかげで命永らえて雪も解けて里人が訪れると、足を削られたご本尊の観音さまと、鍋に残った木くずがあったそうです。 僧はすべてを理解し、涙ながらに木くずを観音さまに戻すと、観音さまの足は元に戻ったそうです。…命の祈りが助けてくれたんですね。観音さまが聴いてくれたんです。

 西国三十三ヶ所観音霊場の第二十八番札所。手を合わせることの大切さを教えてくれます。

 

 

 きっと大丈夫です。手を合わせましょう。

 しっかりと気合いを入れて前を向いていればきっと助けてくれますから。

 仕事をしながら気をもむ彼女や母様も、もちろん私もですが、みんなで手を合わせましょう。

 

 きょうはこのへんで、おやすみなさい。