こんばんは、ひろきです。
今日、 3月19日は父の命日です。丸30年になります。
たぶん、亡くなったお昼すぎに天にむかって手を合わせたのは、私と母と…お願いした彼女と…かな。
それでいいんです。当時ひどく悲しんでくれた多くの人たちには忘れていただきたいです。
そんなんをいつまでも覚えててもらいたいとは思いません。それぞれが自分を大事に生きててくれることこそが父の願いやと思うから。
そんな人でした。…自分より周りの人のことを気遣って、感謝されたり気づかれないままスルーされたり。 それでもアピールすることもなく自己満足して。
子どもが好きで、個人タクシーの仕事をしてたんですが、自宅のガレージで点検したり修理したりしてる時には、近所の子どもたちが「おっちゃんなにしてるん?」と学校帰りに寄っていくほど、子どもたちにも愛されてました。わかりもしないのに子どもたちに点検の内容を教えてたり…。
私の子ども好きは遺伝なんですね。感謝してます。 子どもたちが私を好いてくれるのも遺伝なんですね。
こころからありがとう。
でも私は父と同じように人に尽くすような人生が送れるでしょうか? あれほど感謝される人生が送れるんでしょうか。
確固たる自信はありませんが、その生き方を間近でみていた息子として、見習いたいと思います。
ごめんなさい、とめどなく涙が溢れてきました。
私を送り出してくれてありがとう。 勝手にグレて心配させてごめんなさい。
どうかどうか、母を守ってください。そして私と私の大切な人たちを守ってください。
仏壇にちょっといい酒をお供えしました。手を合わせて祈りました。
どうかどうか、お願いします。
きょうはこのへんで、おやすみなさい。