こんばんは、ひろきです。

 台風の被害にあった方々、負けずに立ち直ってくださいね。

 前回のわが町「堺」、もうひとつつけ加えます。

 誰もがご存知の「仁徳天皇陵」。世界最大のお墓ですよね。正確には仁徳天皇さんのお墓かどうかは確認されてないそうですけど、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の中心です。国宝指定はないんかな?

 なんせええ町です。いちど来てみてください。

 

 さて、私の名前は「M78星雲から来た仏像ヲタク」です。…仏像ヲタクはいいとして、M78星雲はご存知でしょうか。 ある程度年配の男性なら知ってますよね、そう「ウルトラの星」「光の国」です。

 昭和30年代に円谷プロダクションが手掛けた「ウルトラシリーズ」ですね。 ウルトラマン・セブン・ジャック・エース…と続く大人気シリーズです。平成になっても新キャラが出たりリバイバルされたり、私のようなマニアが大勢おられるんでしょう。

 世界に羽ばたく「Godzillra」も元はウルトラシリーズの怪獣がモチーフなんですからすごいです。

 なかでも私が愛するのは「ウルトラセブン」。根強い人気がシリーズのなかでも際立つヒーローです。

 

 

 エレキングに始まってキングジョーを経てパンドンで終わりましたが、中身が濃すぎです。(笑)

 昔も今もヒーローものの 30分番組ってだいたいおんなじですよね。 でもセブンだけは違った。

 …子ども相手なんですよね…でも社会を風刺する内容がいっぱいありました。

 例えば核開発の競争をやめない大国を風刺したひとこと。「それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ!」とか、都会化を風刺したような「地球を侵略するのに武器はいらない、人間同士の信頼を崩せばいいだけだよ」とか。 極めつけは地球の先住民たちの住む海底都市を破壊して叫んだ隊長のひとこと「これで地上も海底もすべてわが人類のものだ!」…私は小学校1年か2年やったと思いますが、この場面は妙に覚えてて、たしかに違和感を覚えた記憶があります。

 この場面、セブンはウルトラ警備隊の行動にどうすることもできず去るんですが、当時ドロ沼化していたベトナム戦争を揶揄したもんやったみたいです。 繰り返しますが、子ども相手の番組です。

 今思えば、当時はほとんど意味もわからず観ていたんですが、のちのちその意味がわかってくると、思い出すたびに考え方やこころの成長に影響を及ぼしてましたね。 おそるべし円谷プロです。

 ある意味感謝の気持ちを持ちますね。

 

 その後はメッセージ性を含むようなキャラはいなかったんですが、平成になって久々に登場したのがウルトラマンティガ。 セブンほどではないにしろ、メッセージをふんだんに込めたヒーローでした。

 ウルトラセブン…子どもの精神を操るかのようなヒーロー。いまだに大好きです。

 私のような人はきっとたくさんおられるかと…。

 いまの子どもたちのために、こんなヒーローに復活していただきたいと切に願います。

 

 きょうはこのへんで、おやすみなさい。