こんばんは、ひろきです。

 今日、「アベノマスク」が届きました。リーフレットを添えて布マスクが2枚。 その第一印象は「ちっちゃ!」

 安倍さん同様私も顔が大きい方なので、装着したらあんな風にコミカルになるんやろなって思ったので、とりあえずはそのままにしてあります。(笑)  それでもすごい額の予算を使ったんやろな…勝手な話し、マスクが再び流通し始めた今となっては、「ほかに使い道が…」と思ってしまいます。 空自の新型戦闘機を買ったり、陸自のマシンガンを新型にしたり…「不要不急」の意味がわかってるんかな?

 

 気持ちをいれかえて、また仏さまの話しです。「天」です、「閻魔天」!

 「閻魔大王(えんまだいおう)」さんといえば、みんな知ってますよね。「閻魔帳」に基づいて死者を裁き、相応の世界…「地獄」へ送り込む冥界の裁判官です。

 私には閻魔さんの像は関東に多いようなイメージがあったんですが、以前にお参りした宝塚の「中山寺」さんにおられましたね。(「鬼子母神」の章参照)

 

 

 「中山寺」さんは以前にも書いた、「西国三十三ヶ所巡り」の発祥ともいえるお寺です。

 その昔、「長谷寺」の高僧・徳道上人が病で臨死体験をされたときに夢の中に「閻魔大王」さんが現れて、「地獄に送らなあかんヤツが多すぎる。観音信仰の慈悲を広めよ!」と言われたそう。

 紆余曲折があり、閻魔さんから預かった書面とハンコを「中山寺」に納めたそうです。 その後広まった「西国三十三ヶ所観音霊場巡り」の礎が築かれたんですね。 「閻魔大王」さんゆかりのお寺なんです。

 超大きな目と、カッと開かれた口、ドクロの杖と羂索(けんじゃく)を持った、恐ろしいほどの「忿怒相」。 「天」の仏さまの中でも最強クラス。

 冥界には「十王」という裁判官がいて、「閻魔大王」さんはそのリーダーとして 35日目の裁定をくだすんだそうです。 十人の裁判官はそれぞれ「如来」「明王」「菩薩」の化身であり、「閻魔大王」さんはなんとあの優しい「地蔵菩薩」さんの化身やそうです。 いろんなつながりがありますね。

 

 このブログでも「閻魔さんは見てはるな」とか「閻魔さんごめんなさい」という言葉が出ます。

 やっぱ「死後の世界(冥界)」は誰にもわからないだけに気になるんですよね。 その「地獄(冥界)の主」が閻魔さん。気になりますよねぇ。 「じょうず」しても見透かされるでしょうから、しっかり生きなあかんのでしょう。

 

 今夜テレビに吉村大阪府知事がナマ出演してました。アナウンサーの「緩和・解除は結果によっては責任問題になりますよ」という言葉に、「そのすべての責任を負うのが政治家です!」「ウィルスに苦しむ人と同時に経済に苦しむ人も助けたい!」とこたえてはりました。

 若いのにしっかりしてはりますね。 政治的にはまったく偏りのない私ですが、正直、頼りになるなって思いました。

 その言葉、閻魔さんはしっかり聞いてはりますよ。しっかりたのみます。

 

 こんやはこのへんで、おやすみなさい。