こんばんは、ひろきです。
在宅勤務…これといってなにもできず、ストレスとジレンマばかりのツラい仕事です。
大阪はちょっとマシになってきたみたいで、光明がかすかに…若い吉村知事ががんばってはります。 ネット上の一部では「吉村寝ろ!」という声があがるくらいやそうです。政治的に偏りがない私ですが、がんばってくれてるのは伝わります。 ご自愛してほしいものです。
さて今日は、またまた仏像の話しです。なんか久しぶり…(笑)。
以前、「泉州の観音さん」のところでちょっと触れたのは「龍谷山 水間寺」の「愛染堂」。
そう、とっても興味深い「愛染明王」さんについて紹介したいと思います。
以前に不動明王さんに触れたときに書きましたが、そもそも明王さんは空海さんが唐からお連れした仏さまなんですね。 けっこうたくさんいてはります。
で、なかでも謎多き仏さまが「愛染明王」さんなんです。 空海さんが持ちかえったお経の一巻に書かれているだけで、本家本元のインドや唐にもほとんど記録のない仏さまやそうです。
それが日本では平安時代後期から鎌倉・室町という時代に爆発的な人気となったそうです。
「愛染さん」は、「愛欲の煩悩」を認めながら清浄なこころに導いてくれるという仏さまで、縁結びや恋愛成就、安産祈願といったご利益があるんやそうです。 めっちゃこわいお顔やけど…<m(_ _)m>.。
水間寺の愛染堂は、あのデザイナー桂由美さんが「恋人の聖地」と名付けておられます。
「愛染明王」さん、こわいお顔で六臂(ろっぴ:手が6本)。弓と矢(キューピット?)を持ってはるのが特徴。 頭の上に獅子を載せておでこに第三の「眼」があって、全体に赤い色をしておられます。
最初は貴族、鎌倉期には武家、そののちは庶民に愛された仏さま。
鎌倉時代に大陸から「元寇」が襲って、「神風」が吹いて追い返したという話しがありますが、この「神風」を吹かせたのがほかならぬ「愛染明王」さんやったとか…。
関西では、奈良の「西大寺」や京都の「大覚寺」、和歌山の「金剛三昧院」というお寺にもこっわいお顔でおられるそうです。 また、「厄除け」で有名な西宮の「門戸厄神:東光寺」には、愛染さんとお不動さんが合体した仏さまがおられるとか…
…行きたいな…また怒鳴られたらこわいけどな…でも会ってみたいな…。
とりあえず、わけのわからんウィルスをやっつけな始まりませんね。
あちこち行きたいのにね…しっかり終息してほしいですね。
きょうはこのへんで、おやすみなさい。