こんばんは、ひろきです。

 ブログに載せる写メってカメラで撮ったヤツは載らないのかな?サイズの問題?

 仕方なく先日初日に載せた御朱印をまた載せました。

 そう、昨日抜けたけど今回は「あびこ観音寺」を紹介します。

 

 大阪市住吉区、都会の街なかにそのお寺はあります。全国にたくさんある観音様の霊場の中で最も古いという由緒・歴史のあるお寺なんです。なんと西暦546年創建!

 南門を入ると、都会であることを忘れるような静かな空気。がらりと空気が変わります。それは境内にある2本の巨大なクスノキの影響ですかね。「静謐」という言葉を体験できます。

 右に護摩堂、不動明王さんが祀られています。例によってめっちゃ恐い顔。でも慈悲の心をお持ちだそう。

 正面に本堂、立派で大きなお堂があります。ご本尊はなんと身の丈一寸八分というので、約5.4センチの小さな「聖観世音菩薩」さま。

 私の二男が厄年を過ぎてからいろいろな災難に見舞われたので、訳を話して厄除け祈願をしてもらったんですが、なんとたちまち幸運にめぐり合い、現在夢に見ていた職場で働いています。すごい御利益!

 

 このお寺の最大のエピソードは戦国時代に遡ります。「大阪夏の陣」、なんとあの徳川家康が真田幸村に追われて敗走してきたんだそうです。そしてこのお寺にたどり着き、当時の住職にかくまってもらったのだそう。

 当時最強と謳われた赤備えの真田軍をやりすごしたのちに江戸で幕府を開いたらしいです。

 つまり、当時の住職が首を横に振っていたら、家康も江戸時代もなかったかもということですね。とんでもないエピソードです。どうなっていたのやら…。

 

 最大のお祭りは「節分会」。節分には道路を封鎖してすごい大群衆が押し寄せます。地下鉄あびこ駅のそばなんで、お参りは地下鉄がおすすめ。あびこ筋は動かなくなりますよ。

 境内の奥にピカピカに光る「びんずるさん」もおられます。ぜひその人間臭い「賓頭盧尊者」のはなしも知ったうえでお参りされることをおすすめします。すごい優しいお顔をされています。

 

 では今日はこのへんで。