どうも皆さん、おはこんばんにちは!
ドール界の怪談師・サイボーグです!



どうも皆さん、おはこんばんにちは。
サイボーグの妻・美月よ。





…なんでまたこんな感じの
雰囲気なわけ?
ほんと嫌なんだけど…。


ま、お前の想像通り
最近暑くなってきたからな。
かの稲川淳二さんなんかは
夏の終わりにする怪談が好きらしいが
俺は肝を冷やすって意味でも
夏の怪談も醍醐味があって
好きなわけだなw


あんたの好きとか嫌いとかはいいの。
私は怖いのが嫌なの、わかる?


怖かったら抱きついていいし
もっと近寄ってもいいからw


…じゃ、じゃあいいけど…。


怖がりだなぁお前はw
(よしっ!!)




さて、今回の話は
俺の体験談だ。
しかもどうやら
この話に登場する場所は
北海道でも名の知れた
心霊スポットらしい。

ちょ、あんた心霊スポットとかいくの?

まさか!w
行くわけねぇだろ!w
おっかねぇもん!w

じゃあなんで心霊スポットが
出てくるのよ?

いや、それがな。
北海道の夕張っつう場所に
親戚がいるんだよ。
知ってるだろ?夕張。
ほら、夕張メロンとか
炭鉱村とかで有名な場所だ。

うん、知ってるわ。

無論、その夕張自体にも
いくつかヤバイ心霊スポットが
あるわけなんだが
俺はそういった場所には
いっちゃダメだって
世話になった神主や住職
きつく言われたからな。
そんな場所にはいかないし
用事もない。

じゃあなんで心霊スポットの
体験談なの?

それはな、その夕張に向かう山道の途中に
「香名館」っつう昔やってた
レジャー施設?みたいなもんの
跡地があるんだよ。

そこが心霊スポットなの?

ん~、らしい。
だが俺の知る限りじゃ
確かにあそこは廃墟だが
そんな嫌な噂とかは
近場じゃ聞かないんだよな。


だがな


ここが心霊スポットって
知る前の話なんだがな…




俺が大学生の時なんだが
当時俺は実家に住んでてな?
うちの実家は毎年連休の時に
親戚の家に遊びに行く習慣があったんだ。


で、夏休みの時期になって
夕張の親戚の家に遊びに行く
って話になったんだが
俺はちょっと当時の彼女


…。



…じゃなくて
ちょっと用事があったから
親に買ってもらった
中古の安い軽で後から
向かう事になったんだ。

んで

いざ向かうってなって
夕張に向かう山道を走ってたら
見慣れた建物が見えてきた。

それが「香名館」だ。

もうボロボロの廃墟で
まぁそんな場所に立ち寄るやつなんて
胆試しにくるようやつらくらいだろうな。



だがな





なぜか俺は
そのボロボロの廃墟の前に車を止めて
一腹しようと思ったんだよ。

もちろん何故かはわからない。

だがとにかく
タバコが吸いたくなって
その香名館だった廃墟の前に
車を止めたんだ。

んでいざタバコを吸おうとしたら
ライターの火が付かない。


「うわ、まじかよ…予備持ってねぇわ…」


なんて呟いて仕方なく
一腹しないでまた車を走らせたんだ。


その時よ。


すげぇ違和感。


だが体調が悪いわけでもない。
車の調子が悪いわけでもない。


だが感じる違和感。


というか視線。


何気なく出発しようと
サイドミラーを確認した時に
その違和感の正体に気付いたんだよ。


助手席のサイドミラーに
明らかにサイドミラーを覗き込んでる
女が映ってた。


「うわっ?!」


ビックリしてさすがに声が出てな
すぐに車を降りて辺りを見渡してみた。


もちろん人なんかいない。


そこはほんとに山道の中腹あたりにあって
民家もないし店もないし
回りにはなんもない。
森と山しか見えない。
そんな場所に女の人が
いるはずがない。




「気のせいか…」


なんて思ったがな?
そんなもん見て動揺しないはずがねぇわ。
もうビクビクしながら運転して
なんとか親戚の家についたわけよ。


んでピンポン押して
親戚が出た。


「はい、○○です」


「あ、すんません、遅れました
サイボーグです」


「え?」


「え?あの、サイボーグです
遅くなってすんません」


「…あ、うん、サイボーグちゃんね
はいはい今開けるね~」


そして扉が開いた。


「あ、どうもご無沙汰してます
すんません、遅くなって」


「うん…大丈夫…なんだけど…」


きょとんとしてる親戚。


「…?なしたんすか?」


「…う~ん、変だね、今ね
サイボーグちゃんがインターホンに
しゃべってる時に、サイボーグちゃんの
後ろでね」






乗せてくれて
ありがとう






「って聞こえたから、サイボーグちゃんの
言葉がよく聞き取れなくてね。
彼女さんでも一緒に来たのかと思ったけど
サイボーグちゃん一人だし…おかしな事も
あるんだねぇ、あはは


って言われたんだが


その親戚の顔は
ひきつってたな。




っつう体験をしたって話だw

こっわ…。

はっはっはっw
まぁあんな人気のない
廃屋に車を止めようと思った時点で
呼ばれてたのかもしれんなw

その後はなんもないの?

ないなw
だがその時に
こんなことがあった
っつう話を親戚の前で話してたら
みんな顔面ひきつってたがなw

そりゃそうでしょ…。

俺もサイドミラーの女が見えたときは
ガチでビックリしたがなw
人なんていないと思ってるからw

まぁ人ではないわよね
どう考えても…。

乗せてくれてありがとうってことは
俺には見えてないだけで
乗ってたんだろうなw
それ考えたら少しゾクッとするがw

よかったわねそれっきりで。

夕張に帰りたい幽霊かなんか
だったのかもしれんよなw
まぁ不思議な体験だわw

だめよ、今夜もう寝れないわ。
一緒に寝てよ。

おういいぜw
いたずらしたらすまんなw

したら気絶させるからいいわよ。

そっちのが怖いわw
まぁ読者の人の中にも
ドライバーさんはたくさん
いると思うが


サイドミラーやバックミラーにはご用心をw
向こうの住人がミラーを覗き込んでるかも
しれないからな!w