どうも皆さん、おはこんばんにちは。
サイボーグの妻・美月よ。



最近めっきり寒くなってきたきたわよね。


あの有名な怪談師・稲川淳二さんは
夏も終わって涼しくなってきた
今時期の怪談が大好きらしいわ。


そんなわけで


まさかまさかの怪談を語ろうと
思うわけなんだけど


その前にひとつ確認よ。


読者のみんなは夜道を歩いていて


後ろから近付いてくる足音が恐い


と思った事はあるかしら?


大抵の人がこういうのを経験した事が
あると思うんだけど


足音が恐いのはなにも





背後からちかづいてくる足音だけじゃない。





それをしっかり覚えておくことね。


じゃないと


うちの旦那みたいな恐怖を
味わう羽目になるかもしれないから。


じゃあ語らせてもらうわね。


うちの旦那、サイボーグが体験した
最恐怪談シリーズの3つめを…。





この話は旦那が大学生だった時に
体験した話よ。

当初旦那は大学に通いながら
休みの日だけアルバイトをしてたの。

朝も早くて大変だったみたいだけど
まぁ充実してたらしいわ。


そんなある日


アルバイトの前の日に
親戚の家に行く用事があって
家族で出掛けたのよね。

だけど思いの外帰りが遅くなって
帰宅したのが夜の8時を回っていたの。

当時旦那の家では犬を飼ってて
散歩に連れていきたかったんだけど
時間も時間じゃない?

だから玄関先で用を足させようって
話になったみたいなんだけど
夜風が気持ち良かったのもあって
旦那が散歩に連れていく事になったわけ。

もちろん時間も時間だから
家の周辺を少し散歩させて
帰宅しようと思ってたらしいんだけど

さっきも言ったように
暑くもなく、寒くもなく
心地よい夜風だったから
もう少し散歩してから
帰ろうって思ったらしいの。


その時だったわ。


ほら、犬や猫を飼ってる人は
わかると思うんだけど


犬や猫って


時折何もない空間をジッと
見つめてる事があるのよ。


その時の犬もね
何もない空間をひたすらジッと
見つめて動かなかったらしいの。


サイボーグ
「ん?おい?どした?なんかあんのか?」


旦那は犬に話しかけたけど反応がない。
ハーネスを引っ張っても動こうとしない。


サイボーグ
「お~い?聞こえてるか?お~…」


そう犬に問い掛けた瞬間だった。




人肌にも似た生暖かい風が
まるで突風のように旦那の回りに吹いたのよ。




サイボーグ
「…え」


本能かしらね?
その風は何て言うのか
悪意に満ちてる?って言うのかしら?
とにかくなんかまずいものが
近くにいるっていうのを直感したらしいわ。

それで旦那は空中を見つめてる犬を
抱き抱えて急いで帰宅したのよね。

その頃にはもう嫌な気配もなくて
ホッと胸を撫で下ろしたらしいけど。




恐怖はそれで終わらなかった。






帰宅した旦那はお風呂や食事を済ませると
明日はアルバイトで早いから、って事で
夜の11時過ぎに就寝したわけ。

電気を消してベッドに入る。

朝から出掛けてた疲れもあって
すぐに眠りについた。



ふと目を覚ます。



時間は夜中の2時47分。



だけどおかしいのよ。



電気を消したはずなのに
部屋が明るいのよ。



サイボーグ
「…あ?あれ?なんで明るいんだろう…」



寝ぼけ眼でもハッキリと
部屋が明るいのがわかる。



そしてよく見る。



部屋の電気が付いていない。



サイボーグ
「は?あれ?電気…?」



電気が付いてないのに
部屋が明るい。



まるでホラーゲームの画面を見ているような
そんな感覚だったらしいわ。



そして何気に首を横にする。



何かいる。



白い服が見える。



そっと視線を上にずらす。



長い髪が見える。



サイボーグ
「?!」



驚いた旦那は飛び起きたわ。



そしてもう一度横を向いたけど
誰もいなかった。



サイボーグ
「…おいおい勘弁してくれよ…」



寝ぼけてて幻覚を見たのかと
思ってはみたものの
あまりの怖さにベッドでは寝れなかった。

横を向いた時にまたさっきのが見えたら…

と思うともう寝れない。

とりあえずベッドとは真逆の場所にある
テレビの前に毛布を持っていって
そこで横になる。





そこで新たな恐怖が旦那を襲う。







旦那の家は2階建てでね。
旦那の部屋の真下には和室があって
母親が寝てたのよ。

その母親の部屋から
音がするの。

和室だから畳を踏み締める音。


ムシッ
ムシッ


っていう感じの。


サイボーグ
「…お母さん起きたのかな?トイレかな?」


だけどトイレに起きたなら
ドアを開け閉めする音が聞こえるはず。


そしてその音の異様さに気付く。





回っている。





母親の部屋の中を円を描くように
音が移動している。



ムシッ

ムシッ

ムシッ

ムシッ



サイボーグ
「…やばくねぇかこれ」





音はどんどん早くなる。





ムシッムシッムシッムシッ
ムシッムシッムシッムシッ
ムシッムシッムシッムシッ





そして次の瞬間






ドン!!





旦那の部屋のドアを強烈に
叩かれた音と共に
旦那は意識を失ったらしいわ。



そして気づけば朝の5時半。



後30分後には
起きてアルバイトにいかなきゃならない
時間になってたの。





うっす、ただいま!
いや~今日も疲れたわw

あら、お帰りなさい。
今丁度あんたの恐怖体験を
語ってたとこよ。
ほら、足音のやつ。

あ~…あれかw

あんた結局母親を起こして
どうしたの?

そりゃ夜中の体験を話したさw
話した上でな、その日また出掛ける用事が
あったらしくてなぁ。
なんかあったら嫌だからって
御守り持ってけっつってな。

そうだったのね。

いやいや、まだ続きがあるんだw

え?

アルバイトから帰宅したらさ
顔面蒼白で母親がテーブルを
見つめてんのよ。
で、テーブルに目をやったらさ






今朝持って出た御守りが
ズタズタに引き裂かれてたんだよな。






ちょ、ほんとに?
え、なんで?

俺にわかるわけないだろうw
母親曰く

「帰宅してバッグから出したら
こうなってた」

らしいわ。

…。

まぁあん時見た女みたいなもんは
良くないもんだったんだろうな。
俺が起きたから母親をターゲットにしたのか…
その辺はわからんが…
まぁ御守りさまさまだよなw

笑いごとじゃないわよ…あぁ…恐い。





まぁ世の中には
不思議な事がたくさんあるからな。
特に音ってのは音の発生源が
わからなければわからないほど恐い
っつうことだな。

読者のみんなも気を付けるのよ?
夜道と不可解な音にはね。
とりあえず残る最恐怪談は
あと2つね。
聞き終えるまでに
あなたに何も起こらなけれいいけど。



あら?



今音がしたわね?



音の発生源、確かめて見たら?