同居に至るまで②
前回までは、おじいちゃんの突然の訃報を聞き、葬儀に駆けつけたところまでを書きました。
続き〜
葬儀で会ったおばあちゃんは、やせ細り、私の知る恰幅の良いおばあちゃんとは、変わり果てていました。
そこで、私はすごい罪悪感のようなものを感じました。
自分の勝手な都合で、5年以上もの間、会っていないことをすごく悔やんだことを今でも鮮明に思い出します。
葬儀を終え、しばらくして、私は、おじいちゃんのお墓参りのため、おばあちゃん家を訪ねました。
おばあちゃんと会話を重ねるとすぐに分かったことがありました。
それは、認知症です。
私のことは、認識していたものの、話の前後をすぐに忘れてしまい、何度も同じ会話を重ねてしまうといった状態で、軽度ではあるものの、認知症と分かり得る症状は十分に感じ取れました。
私が幼い頃は、恰幅が良く、元気の良いおばあちゃんだったのですが、変わり果てたおばあちゃんにとてもショックを受けると共に、ある思いがふと浮かんで来ました。
それは、おばあちゃんと一緒に暮らし、手助けをしたいという思いです。
一丁前に感じる方もおられるかもしれませんが、おばあちゃんの面倒を見れる家族が近くにおらず、丁度職場の異動時期だったこともあり、異動の希望先をおばあちゃん家の近くへすることにしました。
そして、異動の発表があり、私は、晴れておばあちゃんの家の近くへと転勤となりました。
しかし、異動の際、様々な問題が出てきたのです…。