[09年08月]



なにしてんだろう自分。


我慢して付き合って、

何の意味があるんだろう。




…別れよう。



ついに、決断した。


だけど…

自分から別れを告げた

事なんて一度もない。


どんなものなのか

全く分からなかった。


フられた経験しかない。


言う側は辛いの?



まだその時

何も知らなかった。



とりあえず…


別れる覚悟はいつでも

できてたし、言うタイミング

なんて山ほどあったから


軽い気持ちでいた…。



いつものように、

彼の家で休日を過ごす。


いつものように、

小さな事で喧嘩が大きくなる。


そして、いつものセリフ。



「…じゃ別れる?」



寝転がりながら

そんな言葉を吐く。


でも、彼は本気で

そんなこと思っていない。



「なんでそうなるの?」


そう返ってくると、

当たり前の様に思っている。



だけど…もう、

“いつも様に”はいかない。




「…うん、別れよう。」



彼は勢いよく起き上がり、

唖然とした。


「え…?」



見ないで…


そんな切ない顔で見ないで…




別れを告げる立場に立って

初めて分かった。



辛い。


 

[09年07月下旬]



カズキとシュウ


この時会う比率は

同じくらいになっていた。


昼はカズキ、夜はシュウ。




ある日カズキと遠出していて、

帰りが夜遅くなってしまった。


「危ないから」と、シュウは

今さっきまで彼氏といた

女のために、車で迎えに

来てくれた時もあった。


そのままシュウの家に行った

のは言うまでもない…。



花火大会は

彼氏の誘いを断り、

シュウと行った。


“幸せ”と心から感じた

あの日は一生忘れられない。


人込みの中、シュウに

がっちりと腕の中で抱きしめ

られていたからなのか…


夜空に打ち上がる、

綺麗な花火を

見たからなのか…


それは分からない。




そして…


突然、拒絶反応が出た。



当然のようにキス。


付き合ってるんだから

あたりまえだ。


ある日、反射的に

かわしてしまった。


自分でもびっくりした。

でも一番驚いたのはカズキだ。


一緒に居るのも、触られるのも

イヤになってしまった。


と言うか…

我慢できなくなった。



カズキと居る時、

シュウの顔が頭をよぎる。


いや…“よぎる”

なんてもんじゃない。


ずっとシュウの事を

考えてしまう。



この時、もう重症だった。



うちの気持ちとは反対に、

カズキはどんどん

こんなうちにはまっていた…。

 

[09年07月中旬]



カズキに気を遣って

疲れる自分。


その疲れを癒すために

シュウの元へ行く自分。



最悪だ…



最近、カズキと

別れたいって思う。


今までのと比べて楽だったから

気付かなかったけど、

カズキはめちゃくちゃ気分屋。


そしてめんどくさがり。


ちょっとした喧嘩とか嫉妬とか

付き合ってたら普通にある事。



カズキはそれを、

めんどくさいから喧嘩しない。

めんどくさいから別れよっか。


…なんでそうなるの?



でも…


「うん、別れる」


なんて言えなかった。



そして

一番疲れを感じたのは、

甘えられることだった。


弟かよ?と、思うくらい

カズキは甘えただった。


彼女のうちに全く甘えさせず、

態度は子供そのもの。



うちだって甘えたい。

わがまま言いたい。


その逃げ場がシュウだった。


シュウは自分が逃げ場だと

分かっていながら、優しかった。


もう、この頃のシュウは

すでに前と変わっていた…




隠れてシュウと会う。


夜中に少しだけ。


すごく落ち着く。


もっと一緒に居たい。


…好き。



これが本音だった。