――…学校祭当日
タカと喋る事は全然
出来なかったけど、
行事の楽しい思い出の
一つとなった。
――…夜
いつものように
タカとラブラブメール
のはずだった。
のはずだった…
【俺が家まで送った事とか、
メールしてる事とか、
担任知ってたみたい
俺、怒られたぁ
】
そう、あの日
うちの担任に見られていたんだ。
親とか友達よりも、
一番厄介な人物。
カップルはバレたら呼び出し確実。
そして、タカの返しも
おかしかった。(笑)
【付き合ってはいない
って言っといた
】
って。
付き合ってはいないけど
って…なんかあるじゃん(笑)
馬鹿正直ね。
もう笑うしかなかったよ。
でもなんでメールしてる事
先生は知ってるの?
(それは、今でも謎なまま…)
他にもタカは、
先生にいろんな事を言われた。
「あんた達のこと気づいてないとでも思ったかい?」
「いい加減気づきなさい、受験はそんな甘くない。」
「あんた○高ギリギリなんだからもっと勉強に集中ししなさい。」
先生って、本当に
頭ごなしに怒るんだね
うちは冷静に思った。
でもタカは、
その先生の厳しいお言葉に
心打たれたみたい。
【~…そう言われた時は
ちょっと納得しちゃったぁ
】
その時やっとうちは気づいた。
あぁ…うち、タカの
勉強の邪魔してんだなぁって。
勉強の邪魔しないでおこうって
控えめにしてたけど、
うちの存在自体が
タカの頭から邪魔なんだ。
反省した。
とりあえず、メールとか電話
控えようってことになった。
とにかくお互い
今は勉強頑張ろうって。
先生なんか見返してやるって。
テスト勉強なんて
した事のないうちが
問題集を自ら買った。
昼休み、先生の所へ行って
マンツーマンで、勉強を
基礎から教えてもらった。
純粋な恋愛と、受験の間で
ちょっと苦しんだんだ。
そう、本気でうちは思ってた…