先週より関東の競馬も府中に移り
今週は淀の3200で伝統の春の天皇賞が行われる
そしてCMでもながれているが
刺客と呼ばれ
淀で開花し淀に散った
ライスシャワーについて
少しだけ思い起こしたい

宝塚記念といえば
本来仁川で行われるところだが
阪神淡路の大震災により
京都競馬場で行われることとなり
そしてその震災からの復興を期して
行われる初夏のグランプリに
春の天皇賞で復活をとげた彼は
ファン投票でも第一の票を集めた

捲土重来
菊花賞から春の天皇賞と
一度はつかんだ頂点の勲章
再び春の天皇賞から宝塚記念と
戴冠することにより
リアルシャダイの後継種牡馬としての道を
歩んでいくはずだった

リアルシャダイ
足元に不安をかける産駒が
多いこともあってか
リーディングサイアーの栄光も
過去のこととなり
血をつなぐものもいなくなった

ライバルの1頭
ミホノブルボンもその血を残せていない
(未だに現役種牡馬として登録されているらしいが)
そして3代連続天皇賞馬として
3年連続天皇賞馬の勲章をライスシャワーに
奪われたメジロマックイーン

今オルフェーヴルの活躍でBMSとして
一躍脚光を浴びているが
産駒としては
奇跡の4代連続天皇賞制覇は
事実上閉ざされた

春の天皇賞
JRAのG1の中で最も長い距離を走る
約200秒のドラマ
今年は昨年の4冠馬オルフェーヴルが
果たしてどんなパフォーマンスを魅せてくれるか
前走のようなことは
ファンは望んではいない
阪神大賞典で敗れた馬は
イナリワン以来勝っていないとか
1番人気馬はディープインパクト以来勝っていないとか
大外18番枠はどうなのかとか
全部まとめて重箱の隅に追いやって
ルドルフ以来の4歳春の天皇賞での5冠馬へ

しいてあげれば
エスコート役の池添君が