1週間のインターバルを終えて
暮れの有馬記念までノンストップの
G1戦線第2章が始まる

その第一弾は
エリザベス女王杯

外国馬2頭を加えて
全18頭が出走にスタンバイ

中でも
昨年の優勝馬
スノーフェアリー

前走の凱旋門賞は
前残りの流れを
唯一追い込み3着なら
臨戦態勢は十分だろう

もっともこの後Jc参戦も
視野に入れているようだが
昨年もそんな噂が流れるも
Jcを回避して暮れの香港へ
行っているので
今年も同じローテーションを
取ることが現実的だと思う

迎え撃つ日本馬の大将格は
牝馬G1の完全制覇に挑む
アパパネ
2歳戦、3歳戦は生涯1回だけの
チャンス
これをクリアして今年の春の
ビクトリアマイルで
ブエナビスタを撃破
休み明けはいつも走らないとはいえ
大凡走の前走には
一抹の不安は感じるところなのだが

この両牝馬に対抗するのは
やはり生きのいい3歳馬か

3歳G1戦線で常に善戦しながらも
戴冠かなわなかった
ホエールキャプチャ

故障により春全休の鬱憤を
ここでいきなり晴らせるのか
レーヴディソール

未完の大器
グルヴェイグも
ゲートインのチャンスをつかむ

あの劇走をフロックとは
言わせたくない
樫の女王エリンコートも虎視眈々

もしJCに向けて調整中の
ブエナビスタが
このレースの見所や
現在の心境を語ることができたのなら
はたして何と答えるのだろう
さあ出走まで後44時間

妄想から幻想へと
予想は迷宮に迷い込むことなく
真の結論にたどり着くことができるのだろうか