やはり最大の焦点は
3歳牝馬のブエナビスタの取捨
3歳牝馬といえば
古くは
1983年ダイナカール4着
1986年メジロラモーヌ9着
1987年マックスビューティ10着
1987年タレンティドガール11着
1994年ヒシアマゾン2着
1997年メジロドーベル8着
ここ10年では
1999年フサイチエアデール9着
2001年テイエムオーシャン6着
2002年ファインモーション5着
そして一昨年の
2007年ダイワスカーレット2着
2007年ウオッカ11着

元々3歳牝馬が暮れの有馬記念に
出走することが異例

そんな過酷な条件で
3歳牝馬の優勝は
30年遡ってもいない
2着したのも
1994年ヒシアマゾン
2007年ダイワスカーレット のみ
たいていは掲示板にのることすら
叶わなかった

さてブエナビスタである
脚質は逃げ馬ダイワスカーレットとは違い
追い込み脚質、94年のヒシアマゾンと同系
そしてそのヒシアマゾンが有馬記念で
取った戦法は4角まくり
道中は中段待機で4角で
先頭に踊り出ようとする
ナリタブライアンに襲い掛かる
さすがに相手が悪かったため
差しきることはできなかったが

菊花賞をぶっちぎりで快勝し3冠馬となったばかりの
絶好調時のナリタブライアンに
完全と勝負を挑んで
2着確保は凄すぎ(笑)

1枠2番と内枠を引き当てたブエナビスタ陣営
秋華賞の悪夢は当然頭をよぎっていることだろう
しかし道中は内で我慢していなければならない
4角を回りきるときに
内が開くのだろうか
大外ぶん回して勝てるほどの力は無いはず
そして下手に外に出そうとして
他馬と接触でもしたら
秋華賞と同じことになる

ちなみに今年の秋華賞での
あの降着裁定は私は疑問に思っている
さすがにあれだけ過剰反応をされて
その上最後の直線の脚をみれば
不利さえなければ
少なくとも勝ち負けと思うだろうが
彼女はこのレースで大出遅れをしていることを見ても
他馬を極端に怖がる性格なのが推定される
パトロールフィルムを見ても
急に外側に斜行して・・・という
お決まりの文句で片付けるのは如何なものかと
もちろんあくまで私の私見ですが・・・

1番人気になった3歳牝馬といえば
2002年の武豊騎乗ファインモーションか
スタートを決めたファインモーションが
かかり気味にハナに立つと
そのハナを叩いてタップダンスシチーが先頭に立つ
スタートしてすぐペースを乱された彼女は5着完敗
しかし逃げたタップダンスシチーがシンボリクリスエスの2着に
逃げ粘っているのだから
言い訳もできないが

今回逃げるのはおそらく
その武豊騎乗のリーチザクラウン

明日の出走まで
あと1日
妄想は続く…