お久しぶりです
M623星⭐️です
体調下り坂
ぜんそく咳ごんごんにて
また失敬するかもしれませんが
とりあえず
心にうかぶよしなしごとを
ひさびさ書く気になった今を捉えて
あちきには
男前な
おばちゃんがいます
主人抜き女3人暮らしの
我が家に
もう1人の女
それが
姑メー子さんの実姉
エー子（仮名）さん
メー子さんの喫茶店が
朝一番の6時に開き
コーヒーの香りもかぐわしく
常連さんが往来に車を縦列駐車し始める
7時ともなると
夜中のひと仕事を終えた
このおばちゃんが
キコキコ自転車漕いで
"母ちゃん、おるんけ"
（意味：おはよう）
の大声一発とともに
仏間にやって来ます
ここから
大ばぁちゃんを相手に
職場の世間話爆笑大劇場
が始まるんでありんすが・・・
ちなみに
大ばぁちゃん（母・明治生まれ）
エー子さん（次女）
メー子さん（三女）は
なぜか
歴代みな離婚を経験し
女手ひとつで
子どもを育てあげる運命のもと
懸命に働いた女衆なのでして
時代が時代だけに
世間の風当たりは
うんと強かったろうし
この御三方の
根性の座り具合が
半端なく鍛えられたことも
想像に難くないと思われまする
よって
メー子さんが
わがdarlingを
この世に産み落とした時には
女系の呪いを断ち切り
家運を高め
燦然と輝くお世継ぎとして
すでにdarlingの運命は回っていたんでありんす
んニャ〜
知らぬが仏の
M623星でしたこと
さてさて
エー子さんの話でした
エー子さんは
夜中の3時からお弁当屋さん
朝からまた別の働き場へ通います
わずかなお金を
やりくりして
爪に火を灯すような生活をしつつ
コツコツとお金を貯め
持ち家をキャッシュで
一括購入したという
自負があります
血の繋がっていないもらい子を育て
高校を卒業させ就職にこぎつけ
養ってきた自負があります
そのおばちゃんが
75歳の手前だったでしょうか
いよいよ仕事じまいする段になって
親戚一同を旅に招待してくれたんです
わたしが
お金を出すから
一緒に行こう、と
いやま〜
言い方は
露骨かも分からない
けれど
そこにこそ
おばちゃんという人の歴史や情を
直に感じさせる力がありました
こういう
お金の使い方
するんだ
まさに
大枚をはたく！
このときの温泉旅行の写真は
ずっと手元にあって
何度も見返してきました
ご馳走を前に
元気で笑顔なわたしが
今のわたしに
エネルギーを送ってきます
みんなの笑顔
みんなのバカンス
みんなの想い出に
自分の稼ぎを使う
めっちゃ男前やな
かなわんな
旅が終わってしまっても
この時のことを
反芻する自分がいます
手を合わせる自分がいます
また行きたいっ
は
早く元気になろうっ
です
ありがとね
おばちゃん
おばちゃん待っててね
じゃ
さよなら
さよなら