8年前の私 | 起立性調節障害を乗り越えて

起立性調節障害を乗り越えて

子供4人のうち1番目21歳(中1から2年間)と3番目17歳(中3の1年間)の娘が起立性調節障害でした。今では社会人と高校生元気に過ごしています!大丈夫です!必ず治る病気です。前を向いて今親子で辛くても少しでも楽に過ごせるように今を生きて下さい。焦りは禁物‼️

8年前長女が突然学校へ行けなくなりました。

5月の連休後だったと思います。

中学生になってまだ1ヶ月

いじめ?先生が合わない?

なんでか分からなかった...

朝起きれない?起きないのか?

行きたくないのか?1日目、2日目、3日目と休む

夕方からは元気になる

「なんで?いつまでも起きてるから朝起きれないんでしょ!」怒ってしまう...

そんな日々が続いたある日


長女が泣きながら

「私だって行きたいんだよ!」と

まさかの言葉

行きたい?これはなんかおかしい...

かかりつけの小児科では分からず

「体に異常はないのよねなぜかしら?

しばらく様子をみましょう」と言われた。

でも「何かおかしいこのままではダメだ」と思い

大きな病院へ行った すると

若いとっても優しい先生が

話を聞いてすぐに

「これは起立性調節障害だと思います。

検査してみましょう。」

とすぐに検査してくれた。


すると

「やはりそうですね。中度の起立性調節障害です。大丈夫ですよ。2年ほどで治ると思いますよ」と

わかりやすく説明してくれました。

親子で病名がわかり先が見えてホッとしたのを

今でも忘れられません。


とても運が良かった。

すごく優しく語りかけてくれる話をちゃんと聞いてくれる小児科の先生でした。


その日からは

学校へ行こうと言うのをやめた。

朝、声をかけて薬を飲ませて

「起きれたら起きてきなよ〜」

と声をかけるだけにした。

ストレスが1番の敵と言われたので

私の気持ちも180度切り替えた!

「今は生きてるだけでいいんだ

治るからその日まで見守る。

少しでも笑って過ごせるようにしてあげる」

それだけ考えて見守りと声掛けをした。


今思うと切り替えるまで、とてつもなく

しんどかった...

でも本人は、私なんかより

もっとしんどかったはず


親と周りが理解しなければ

治りはもっと遅かったと今は思う。