今、TV📺で『19番目のカルテ』というドラマが放送されています。
総合診療科のことが描かれていて、医療監修はC大学病院の総合診療科を立ち上げたI医師とのことです。
C大学病院の総合診療科は今までテレビでもよく取り上げられていました。NHKのドクターGにも出ていました。
テレビで見ていると、C大学病院の総合診療科では『身体症状症』とか『脳の誤作動』という言葉がよく出てきます。心理的な問題ということなのでしょうか。そのような場合でも症状が良くなるように他科に引き継ぐなどして経過を見ているように思えました。
なので、そこでは、たとえ器質的な疾患がなくても、心理的な問題でも、症状を否定されることなくきちんと原因を突き止めて症状を改善させてくれるのだと思っていました。
私も10年以上前から体調が悪いのに原因がわからずにいました。そんな時にテレビを見て、C大学病院の総合診療科に行けば、原因を突き止めてきちんと対応してもらえるんだ、と思っていました。それで、初診予約が取れた時にはもう原因がわかったみたいに嬉しかったです。
しかし
行ってみたら全く違っていました。
初回こそ複数の医師が長い時間をかけて問診し、検査もして、テレビみたいだと思いました。
しかし、その後は、私の話を鼻で笑いながら聞いているし、最後は説明もなく放り出されました。
若い医師は医師として常識的な言動でしたが、上の医師は酷いものでした。
その時のことはブログに書いていますが、怖い(?)のと恥ずかしいので読み返してはいません
患者全員についてカンファレンスをしているのかわかりませんが、I医師はどう思っていたのかな、と思います。これは今でも聞いてみたい。
科でクリニカルインディケーター(最終診断など)が出ています。最終診断、私は『心理・精神』に入るのかな?きちんと最終診断が正しいか検証しているのかな?と思いました。
患者さんは皆テレビで見るように納得しているのかな?
私が行った時は最初から保険診療でしたが、今は初診はセカンドオピニオンで¥55000かかるそうで、そうだったら行ったかな?
テレビでは、病名がバシッと出ますが、実際は(わからなくて)経過観察になることが多くて総合診療科の医師のモチベーションが下がっているという話をどこかで聞きました。
もし、『患者の声』を伝えられる機会があったら(よく病院に紙が置いてありますよね)、今なら感情的にならずに伝えられそうだな、と思いますが、もう患者ではないし、機会はなさそうで残念です。
ブロ友さんのブログなど、他の方のブログを読ませていただくと、総合診療科で良い医師に出会ったという方が多いので、私がたまたま運が悪かったのかな?それとも私の症状は誰がみても『なんでもない』のかな?
そんなことを思いながら、モヤモヤしながら『19番目のカルテ』を見ています