昨日、たまたま安楽死についてとりあげている「報道特集」という番組をみました。

途中からみたので番組の内容を全部は把握できていないし、記憶が曖昧になっていることもあるので、間違っていたり、正確ではないことがあったら申し訳ありません。見逃し配信のようなものがないか調べてみましたが、ないようでした。


番組で取り上げられていたパーキンソン病の60代の女性がいらっしゃいました。体が思うように動かなくなってはいましたが、なんとか自立して生活しているようでした。

番組スタッフから「まだ生きられるのでは?」のように聞かれて、その女性は「痛みと不快感が辛いので」と答えていました。


今まで、いろいろな病気の方の症状や辛いことなどで、痛い、苦しい、体が思うように動かない、などはよく見聞きしました。

でも〝不快感〟という言葉は初めて聞きました。

私も何と説明してよいかわからない症状を〝不快感〟と言ったりしていました。

痛い、苦しい、痒い、怠い、など症状を表すどの言葉にも当てはまらないけれど、とても嫌な感じの辛い症状、どう表現していいかわからなくて〝不快感〟と言ったりしていました。

他の方がそう言っているのを今まで聞いたことがなかったので、そのように感じる人はいないのかな、私だけが感じているのかな、それとも、皆どう表現していいかわからないから、言ったり書いたりすることがないのかな、などと思っていました。


今回、その女性が〝不快感〟という言葉を使っていて、それも、安楽死を選びたいくらい辛い不快感、ということに少し驚きました。私の不快感とは違う不快感なのかもしれませんが。


痛い、苦しいなど今まである言葉で表現できない症状ということで〝不快感〟と括られても、きっといろいろな症状が含まれるのだろうな、上手く説明できないから、言葉にできないけれど〝不快感〟を感じている人はたくさんいるのだろう、なんて勝手に考えてしまいました。