そう、ドラマのラストシーンのとこ。

何かちょっと分かる気がして。

実の母親と対峙したけど、何も言えずにサヨウナラした、あのシーン。

娘の篠原涼子が、母親はもっと大きい人だと思ってた、って。

そう、何か似たような事あったわ、と思ってさ。何年前か、久しぶりに実家に顔出したとき、玄関で出迎えてくれた母親がずいぶん小さく急に老いて見えたことがあった。本当に、急に。あれ?って感じた。いつの間に、急に、老いたの?そんなに小さくなったの?って思ったな。

そうゆう親を前にすると、何か言いたかったこともグッと飲み込んで我慢するっ、ていうの、分かる気がするなぁ、と思ってさ。

そう、やっぱり娘はずっと娘なんだね。
怖いの、母親がいなくなることが、何よりも怖いの。

人は老いていく、頭では分かってる。でも、心がついていかないんだね。もう、困らせたりしないし言うこと何でもきく、だからだからいなくなるなんて絶対言わないで。叩かれてもいい、怒られてもいい、何でも言うこときくから、いなくなるなんて絶対いや。

存在が、愛そのものなんだね。母親って。



たまには真面目に。

グッナイ