信号待ちで、見た
あのナンバー。
まだ記憶に残って、ドキってしてるうちは完全には色褪せてないのだろうか
前は、とっさに目を逸らした。
向こうが私に気づくはずもないのに。
でも今回は、
じーーっとみて確認できた。
ヌマカレだ。
ただの40手前のおじさんだった。
あれと一緒にいる時間、
最高だったんだよなぁ。
あんなんだけど、
1分でも長く一緒にいたかったんだ。
バックハグされて眠るのがどんなエステよりも
美容液よりも
私を輝かせてくれた。
好きだったなぁ。
ダメンズなのに。
でも
ただのおっさんだった
でも大好きだった。
彼は私を選ばなかった。
その事実のみが真実。
事実を認めて歩いていこう。