高熱を出した夜。

脚腰は悲鳴をあげたまま。

もう、身体も心も折れ曲がりそう。

私だって誰かに頼りたい。

心から信頼出来る人もいる。けれど、それは出来ない。何故なら、その人に心配や迷惑をかけるだけだで自己完結すべきものだから。

そんな自分の感情と真実とが頭の中の中で混線し、ショートするイデオロギー。


私だって泣きたい。

けれど、人前では涙は流すなと言って、天に昇った親父 ( おやじ ) の言葉で、素直に泣けない私の頑固なプライド。


そんな時にふと思い出す。

この場所を。

今日も又、印を付けてくれる人がいる。
今日、初めての印を付けてくれた人もいる。

仮装空間と言っても、その影には真実の人間がいるんだ。


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