ほんとはセカチュウか。
とりあえず今年になってから映画版とTV版両方みたのでコメントでもしておくか。
物語は生と死と愛なんだなこれが。ああ書くのも恥ずかしい言葉だ。偽善すぎる。
まあ元ねたが小説なんでなんでもありだが、白血病でヒロインが死ぬ。
コレは何も白血病だけが死の原因ではないので交通事故死とかガンとか
心臓病とか・・・いろいろあるだろうに。
病死というのは或る意味非常に残酷である。死期がある程度予測できる点でな。
交通事故死はもうほんとに突然すぎるのでまあ自殺も似たようなものだが
時間がたたないとこの世から消えたという観念がわくまで非常に時間がかかる。
でもってこの死というものを若くして死亡したヒロインをとおして・・・・
この若くしてというところがミソなので。青春を捉える。つう映画だ。
そして過去を引きずっていくはっきりしない男が主人公になる。
生きた証をもとめるのか、何十年も愛する感情を維持できるのかというところが
ミソなのかこれは?
そしたら僧侶になれよ!まったくほんとに!
大陸国家じゃあるめえし過去を引きずってその重さに引きずり込まれて
前に進めねえだろうが!
人間は忘れることができるから進歩できるのであって歴史に翻弄されては
前に進まん。前向きに生きろってなもんだ、このやろー
賎人との戦いなら紀元前までいくだろうが、あほか、おまえら。
暴言失礼しました。少々深酒がすぎたようで。
深更は指が弾むのだ、勘弁しやがれ。
こういっちゃ恥ずかしいが世界の中心で云々ははっきり言って泣ける!ぜ。
TV版が一番いいな。9時間近くもあるので当たり前だが。
まあでも35過ぎまで引きずるのはどうかと思う。
普通はあれだろ宗教の世界にいくのではないか。
ぼろぼろの精神状態で医者になるってのはわけわかめ。強靭な精神の持ち主かもな。
まあ突っ込みどころ満載だがそれはこの際横においといて・・だ。
この映画は精神じゃなく魂の開放つう映画だな。
どこで死んだものと生き残ってるものの魂が呪縛から解き放たれるかが見所かもな。
まあ乃木希典も明治天皇の後追い自決したことだし、この辺の残されたものの心痛は
当人でないとわからんだろうなあ。
原作読んだことないのでなんともいえんがどうなんだろうな。
これほどの強烈な思いが何かのきっかけで再燃するとは思えんよ。
普通なら死んだあとはまともな社会生活送れない状態になって入院だろ?
記憶の片隅でってことはないはずだ。
大体にして主人公は未婚のままだし骨灰まで所持してるし・・・・・
TVでは骨髄バンクを前面にだしてるがまだまだ治療不可の病気がいっぱいあるだろ。
考えてみるとセカチュウは物凄く残酷な映画であるな。
こりゃこりあんが好みそうな映画だわ。不幸を波状攻撃させるのが得意な奴ら好みw