先日発売されたばかりの、マルゼン・ワルサーPPK・・・・思わずポチってしまいました。

これです。

これはちょうど3年前に買ったPPK/S・・・・同じじゃん? と思うでしょうがちょっと違うので比較します。

一番の違いはグリップ部(カートリッジは含まず)の長さとグリップの彫刻です。

PPKは7㎝、PPK/Sは7.8㎝・・・わずか8㎜の差ですが、かなり印象が違いますね。

ちなみに私は日本人としては手は大きめですが、カートリッジがあるので小指がぎりぎり収まります。

逆にカートリッジが無いと短すぎて薬指までしかかからず不安定です。

右が買ったばかりのPPKですが、インナーバレルの真鍮が目立ちます。・・・・で、

PPK/S同様に劇薬の真鍮黒染め液を綿棒でこすって、その後無水アルコールで拭き取ります。

まだ少し目立ちますがこれくらいで妥協します。

 

拳銃に詳しい方はご存知でしょうが、銃身部がもう少し長い警察官用のワルサーPP(ポリス・ピストル)が初めに作られ、次に私服刑事用の小型化されたPPKが作られました。

PPKは軍にも採用され、将校たちの護身用に支給されました。

ヒトラーは彫刻が施されたPPKを持っていました。

チェッカリングのグリップ後部と、軍用の名残でしょうかPPKにはリングが付いています。

PPKはロバートケネディ―暗殺に使用され、小型拳銃は危険ということでその後レギュレーションが変更されてPPの7.8㎝グリップとPPKの短銃身が組み合わされてPPK/Sが誕生したそうです。(WW2時には存在しません)

ちなみに007のジェームズ・ボンドが使用したのはPPKです。

こちらがPPK/Sのグリップ後部です。

こちらはPPKですがマル部分の角が斜めに削られています。

PPK/Sは削られておらず直角です。

実銃はPPK・PPK/Sともに22口径、32口径、38口径があります。

ちなみに今回発売のPPKは32口径(7.65mm)のようです。

PPK/Sは38口径(9mm)のモデルです。

PPKにはこの部分は文字無しですが、

ここに文字が、逆にPPK/Sにはこの部分に文字はありません。

PPK/S

同 PPK/S

PPKのバレル基部にはなにやら文字と文様が刻まれています。

 

おまけ・・・・石川ひとみのも良いですが、さすがに作曲者のユーミンのほうが素敵です。