アキリーズ車体+アカデミーターレットのM36、各パーツを組んで塗装前の状態です。

赤い四角の部分をアカデミーから移植しています。
アキリーズは車体と一体なので5mmドリルで内側をぼこぼこに穴を開け、リューター、カッター、やすりできれいに整えてアカデミーパーツをはめ込みます。(上手くいきました)。
緑色の楕円のハッチは、いつものように0.4mmの真鍮線で開閉可能に加工してます。
黄色い楕円は90mm砲のトラベリングロックを支えるパーツで、スクラッチしてます。
これはM10中期型車体+アカデミーターレットで作った旧作ですが、今回の工作に合わせて若干の追加工作を施しました。

緑色の丸部分が今回の追加部です。
これは双眼鏡を革ケースに入れてターレットに装備するホルダーです。
これが現物で、(M36シリーズは計3台になるので3個作ってます)小さいパーツですが目立つので加えました。

作り方は2mmプラ棒を4mm程にカットして2本を接着し、間を舜着で固めて隙間をうずめ上に紙を貼ってカットし茶色に塗ります。
その周りをエッチングの余り板で前開きに囲み、アルミテープを細切りにして張り付けカーキ色に塗ります。
テキトー工作ですが、小さいのでOKとします。
これがアカデミーのインテリアパーツで適当に省略してますが結構いい感じです。

タミヤ、アスカはインテリア無視してますのでここは見習ってほしいところです。
この部品のためにアカデミーキット5個使っています。(M10 2台 M36 3台)
車体後面ですが、中央にぶら下がってるのが90mm砲のトラベリングロックで、これを起こした時に先の黄色い楕円部分の棒状のもので支えます。

これを付けるためにOVMののレイアウトがM10とは異なりますので、穴を埋めています。
四角い赤で囲った部分はデフレクターとかいうパーツで、多分排気を散らせるための装置だと思います。
M10、M36、M4シリーズにはいろいろな形のこれがあり、また付けてない車両もあってシャーマン好きには面白いところなのです。
この写真のは後部パネル下端に蝶番で付いていて、上に持ち上げるようです。
これも今回リニューアル中のM36B1(M4A3車体にM36のオープントップターレットを載せたもの)ですがこんなデフレクターもあります。


これも違うタイプのもので内側上部に回転させて引っ込みます。
これなしで排気管むき出しもあって興味は尽きません。
続く。