アオシマ 1/32 トヨタ2000GT ナイスキットです。
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ワイパー、排気管、室内のバックミラー、ホイールのリム、アンテナ、ハンドル、インテリアパーツは塗装しました。
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残念なのはポリ製タイヤで、裏側は空っぽ、トレッドパターン無しのツルツルです。
たまたま同径だったマッチボックスのシトロエンからコンバートしました。(あくまでプラ爺バージョンで、キットパーツでもタイヤ裏側をエポパテで埋めればOK、それも面倒なら素組でもできます。)
まずポリ製タイヤ部分をニッパーでガシガシ削り、メッキホイールを接着、ホイール外径に合わせてさらにニッパーで削り、やすりで整えます。
シトロエンのタイヤをはめて裏側から舜着で決めています。
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ガラスもメッキパーツも含めてパーツの合いは見事で、吸い付くように決まり接着不要です。(フェンダーミラーのみ舜着で、ヘッドライトのガラスカバーはクリア塗料で接着しました。)イメージ 4
こちら側のリア窓際にポチっと見えるのが、引込みアンテナの先端で、左側はフィラーキャップがあります。
全ての窓枠、リアのウインカー(先端が赤にプリントされています)、ドアノブ、全てシールです。
デカールではなくてアルミ製のノリ付シールで、これがまたご覧の通り素晴らしい出来です。
1/32スケールでこのクォリティーなので、1/24の車にもアルミシールを採用すれば面倒な窓枠のシルバー塗装も不要になり、簡単できれいに作れると思います。
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ワイパー部分で3分割された窓枠のシールも見事にフィットしてます。
シールはもちろん平面ですが、アルミ製なのでつま楊枝などでRになじませることができます。
右前端の、実車ではメッキの部分もシールをなじませたものです。
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室内のバックミラーはフロントガラスと一体の透明パーツなので前側をシルバーで塗装しました。
ヘッドライト内部、テールライトの赤も全てシールで、接着剤なしではめ込みです。
完成後もボディーとシャーシーを外せるので室内の追加塗装が可能です。
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室内部品は中央のシート部、メーターパネル部、両サイドのドア内側が一体のパーツで、これを折り曲げてはめ合わせ(接着不要)、バスタブに仕上げます。(未塗装でもOKですが黒サフを吹きました)
ハンドルをシルバー&ウッドブラウンで着色しましたが、面倒な方はそのままでも可能です。
メーターを含むフロントパネルの内張り、ギアシフト周り、その後ろのトレー部分は木目のシールを貼ります。
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右のフロントタイヤ、浮いてますが、下の地面のほうが歪んでいるので問題ありません。
お姐さんはいつものブライザー1/32です。
ボディー表面もつるつるピカピカで下手な塗装は不要、パーツの合いもばっちりのすんばらしいキットです。
シルバーメタリックのバージョンも出てるようです。
ぜひ一作をお勧めします。