神社の境内でふと足元を見下ろすと・・・
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一生を終えた蝉君が蟻さんに解体されていました。
もちろんこの蝉君のではないでしょうが、右の穴は他の蝉君が7年間地中で過ごしてようやく這い出た穴です。
成虫となって1週間ほどの間に配偶者を見つけて子孫を残し、短い一生を終えて土に帰る、なんともパーフェクトな生涯だなぁ・・・などと思うのは自分が歳をとったということなのです。
仏教的に言うと、輪廻転生というのは修行を成し遂げて悟りを開いたもの以外は何度でも生まれ変わって修行を続けることになるそうですが、人間に生まれ変わるのか他の生き物か、はてまた植物なのかはわからないらしいのです。
この蝉君が私の未来の姿なのかもしれません。