キットのパーツを使っての組み立ては完了したのですが、トラクターのミソであるけん引部がネズミのしっぽのようにプアなので、「さてどうしたもんじゃろのう」と足踏みしてました。
昨夜寝ながらぼんやり考えていて、ピンポンと思いつき、やってみました。
0.8mmでドリルしたエッチング帯金を2枚作り、上のほうをご覧のように曲げて張り合わせ、端をカットしてプラのしっぽに接着します。
真上から見ると、しっぽより少し幅広に作ってます。
最後に0.8mm真鍮線を差し込んで出来上がりです。

後端の金色部分がそれです。
キットのままではひょろっと伸びている、まさにネズミのしっぽのように貧弱です。
これじゃ戦闘機をけん引出来っこありません。
で、厚めのエッチングの不要部分を材料にでっち上げました。(実写真でも確認できます。)



これでようやくトラクターの役目を果たせます。
これからサフをかけて仕上げに入ります。
作っていて楽しいキットです。
このメーカーのキットはこのシリーズのほかにヘッツアー工作車がアナウンスされており、その次は有蓋貨車のようです。
私は1両完成ストック済みなのでパスすると思いますが、アイテム選択がユニークで何を出すのか目が離せません。