8月の初旬に待望の、待望のタミヤNew M10がリリースされます。
なので、昨年の2月にわざわざアスカのボギーを使って完成させたアカデミーのM10ですが、実車同様M36のターレットと、主砲のトラベリングクランプを交換してM36に変身させました。
これで、永いこと重責を担ってくれた旧作タミヤのターレットは退役となります。

もともとこのターレットもアカデミーですが、ボディーがダメダメの旧作だったので操縦席周りをタミヤに使う予定でスクラップして、出来の良い新作ボディーにコンバートしました。

90mm砲用のトラベリングクランプを付けるためにOVMのレイアウトが変わっています。
色が違ってますがどうせ汚すので気にしません。
塗り残しもありますが、この上からベタベタ筆塗りしてしまいます。
実車でも傷や錆の後を上からベタベタ塗るでしょうから。

ターレットも色が多少違いますが、車体ともども薄くオーバースプレーし、さらに汚してます。
実車ではターレット後部に積んである砲弾はむき出しではなく、厚いキャンバスでカバーされ、ぐるりをジッパーで閉めるようになっています。
この模型ではキャンバス部は薄い鉛で作ってます。

ターレットの後部上に見えるのは、今回追加したM2マシンガンの予備銃身2本(アスカの余り)です。
M10からの転身M36はこの写真のようにワンピースデフカバーのままのものも実在します。
ただ、少し気になるのはこの穴あきスポークホイルの実写をまだ未発見なのですが、あの車重の重いジャンボでさえ穴あきホイールが実在するので、たぶんありだろうと思ってます。
まあ、今後タミヤからM10後期型、M36の決定版が出ることを期待しています。

こちらは旧作、M4A3ボディーのM36B1です。
イタレリからM36B1として出ているものですが、オリジナルでは車体内は空っぽで再現されておらず、ターレットもタミヤの旧作(1/32)のものでスケールオーバーのうえに内部もバケツ式なので没にし、ボディーのみ使ってアカデミーのインテリアとターレットをコンバートしてます。
今回キャタピラをタミヤのラバーシェブロンに交換したのですが、緩いので1コマ詰めました。

その際、ダメ元でダイソーの多用途舜着(オレンジ色で合成コムにもOK)を使いましたが、なんと一発でくっつきました。
以前はホッチキスや極細針金で補強したのですが今回は不要でした。
皆さん、舜着はダイソーに限りますよ。

90mm砲のトラベリングクランプが誇らしげです。
オープントップで防御は貧弱ですが、大戦中のシャーマンシリーズで最強のパンチ力です。
このアンテナはアドラーズネストが出る前のもので、基部は本物のスプリングを使ってます。

実車もそうですが、ターレットを回す時はアンテナをバレルでなぎ倒して回転します。