まず小さいものから・・・米軍75㎜榴弾砲
コンパクトですが75㎜の榴弾はそれなりに威力があると思います。
牽引しているジープはスラットグリル&スペアタンク無しの初期のタイプです。
M1ガーランドライフルはスカパートと呼ばれる革ケースに収まっています。
スカパートは釣り具屋で買った鉛板で作ります。

次は12,7㎜4連装の対空機銃です。(ドラゴン製)
ジープで移動して手軽に設置できる対空砲火です。

帝国陸軍代表・・・4tシケトラクター&75㎜野砲。
ファインモールドの力作です。

おなじみの米軍CCKW352&105㎜榴弾砲。
この105㎜砲の後期型は陸自でまだ現役なのでしょうか?
国賓を歓迎する時などに使われる礼砲を、いい音でパッコ~ンと響かせていますよね。

カテゴリー的には前回のATG(対戦車砲)ですが、英軍のクォードガントラクター&17ポンドATG(ブロンコ)です。
中央に弾薬トレーラーを挟んでますのでかなり長くなります。
ヨーロッパの狭い路地を曲がるときにはかなり難儀したと思いますが、絵になるトレインです。
この17ポンドATGは米軍の3インチATGと口径は同じですが、長い薬きょうの初速の早い砲弾を発射し、こちらのほうがパンチ力があります。

米軍M5ハイスピードトラクター&155㎜榴弾砲(ブロンコ)はガンリングの付いたハードトップタイプが陸自で使用されました。
この155㎜の射程は14,6kmです。
M5トラクターは、M3~M5軽戦車の起動輪とキャタピラを使用しています。
ホビーファン製のレジンキットをベースにAFVクラブのキャタピラ、タミヤのM3スチュアートの足回りを使ってスクラッチしたものです。
ミラーモデルが一時インジェクションでアナウンスしてましたが、現在は消滅してます。
どこかのメーカーでリリースしてほしいアイテムです。

ロングトムこと155㎜キャノン砲(AFVクラブ)は上の榴弾砲と同径ですが、23,5kmもの長射程を誇ります。
ロングバレルのため移動時はご覧のようにバレルを後退させて固定具を使用します。
トラクターはM4ハイスピードトラクター(ホビーボス製)で、M4シャーマンの起動輪、キャタピラを使用しています。
キットの出来は良いのですが足回りはかなり手を加えないといけません。
起動輪の位置が高くキャタピラが水平にならないので5㎜ほど下げ、ボギーが外に出っ張り過ぎで、素組だと前から見てキャタがハの字に開いてしまうのでボディー側、ボギー側双方をかなり削り込んでいます。
他の人の作例では、残念ながら上記の点を修正したものを見たことがありません。

同じトラクターで牽引する203㎜榴弾砲(AFVクラブ)は砲架が上のロングトムと同じです。
ロングバレルではないので、ご覧の通りけん引時もリコイルさせずに移動します。
この砲はロングトム同様、陸自で長く使用されてます。
M4トラクターは後部が手動クレーン付きの弾薬コンテナになっていて、取り外しできます。
155㎜と203㎜は同じコンテナで、形の違うコンテナ(ニットー製で出ていたタイプ)は90㎜高射砲の牽引車です。
ホビーボスから90㎜高射砲トラクターも出ており、私も持ってますが、もう1台作る気にならず積んでいます。

See you