時代は千葉! | M49

時代は千葉!

千葉ロッテマリーンズに続き、ジェフユナイテッド市原・千葉もナビスコカップ優勝!今年は千葉にいい風が吹いている。マリーンズは千葉に来て以来14シーズンを過ごし、Aクラスは今回で2度目。一方のジェフも3年連続でJ2降格の危機に直面するなど、両者ともお荷物球団のイメージが強かった。それを考えると、両者が揃って頂点を極めた現状が夢ではないかと思ってしまう。ジェフはオシム監督が指揮をとってから上位に食い込むようになっていたが、今シーズンは開幕前に茶野、村井の代表クラスの中心選手を磐田に引き抜かれたため、厳しいシーズンになることが予想されていただけに、ファンの自分にとっても予想外の優勝となった。両チームの共通点といえば、スター選手がいない中で、名将がチームを勝利に導いたことか。しかし、監督のタイプとしては正に真逆。明るく選手を褒めて伸ばすボビーに対して、理屈っぽく選手を叱咤激励するオシム。‘陽’のイメージのボビーに対して‘陰’のイメージが付きまとうオシムであるが、個人的には個性的な発言の多いオシムのコメントは大好きである。例を挙げれば、マリーンズの優勝に際しても、ちょっと位社交辞令的な発言があってもいいのに「ロッテの優勝は千葉にとってはいいことだが、ジェフにとっては関係ない。二度とそんな質問をしないでくれ。」とか、阿部勇樹がオールスターファン投票の最多得票に輝いた時には「きっと少ないジェフサポーターがひとりにつき何度もネットで投票してくれたのだろう。」など。斜に構えて世間を皮肉ったようなコメントには笑いを禁じえない。そんな発言が多いだけに今回、胴上げを固辞し「おめでとうは私にではなく、選手に言う言葉だ。」のコメントには驚かされたと共に、「オシム、格好いいぜ!」と感激してしまった。健康問題を抱えており、いつまでジェフの監督でいてくれるかどうかわからないが、今後も‘面白い’発言を期待して止まない。

ナビスコ杯では頂点を極めたジェフであるが、ここのところ、上位がもたついているせいで、リーグ戦もまだまだ優勝の可能性がある。上位の浦和、ガンバとの直接対決に勝てば‘ひょっとする’かもしれない。そして、これから天皇杯も始まる。今回の優勝に満足することなく、3冠を目指して欲しい。マリーンズもアジアの頂点を目指して頑張れ!(H)