【10】加藤康介の復活
加藤康介が西武打線を6回3安打1失点で抑え約2年ぶりの勝ち星をあげた。打線も爆発し12得点。西岡2盗塁、小坂1盗塁と機動力も駆使し新人涌井のリズムを序盤で崩した。細かいミスはあったが完勝といってよいだろう。開幕からちょうど10戦を消化し6勝4敗。上々の滑り出しだ。また、ここまで連敗がないというのは非常に大きい。先発投手は清水、渡辺、小林宏の3本柱に加えセラフィニ、加藤の左腕2枚、また先日好投の小野を含め、現時点での先発陣安定度は12球団1と言っても過言ではない。中継ぎ陣も藪田に多少の不安が残るものの山北、藤田の両左腕が安定しており、抑えの小林雅もここまで2Sとまずまずの出来である。今後の課題としては野手の起用法とそれに付随する打線の組み方であろう。ここまで小坂を1番に起用することが多かったが現在の出塁率では得点につながる確率が非常に低く、相手投手にとっても小坂から始まる打線は心理的にかなり楽なはず。本日5打数4安打1HRの西岡を当分の間1番に固定してみてはどうだろうか。2番は相手投手により堀、小坂の併用。3番福浦、4番ベニー、5番フランコ、6番今江までは固定。7番は相手投手により李もしくは大塚。李よりフランコの優先順位を上げた根拠は穴が少ない点にある。具体的な例として変化球の対応能力が上げられる。2004年のデータ(打率)をここに示す。横系変化球の場合フランコ232、李207。縦系変化球の場合フランコ276、李178となっている。8番は橋本に比べ守備力上位の里崎を基本的に固定。9番は1番西岡へのつなぎを考え代田もしくは現在ファームだが長打力のある新人外野手大松、竹原に期待したい。(Y)